家づくりは『ちょっと待った!』がききにくいこともある?!
家づくりには時間がかかることを伝えたい、わたしあずです。こんにちは。ちょっと楽しい家づくり ひまわり工房(暮らしの設計士)東沙織です。
今日は、家づくりに必要な『時間』を紹介していきますね~!
「家の東と西のまどりを反転できます…か?」
(お施主のhさまとの計画初期のできごと。) そう言われたのは、建築確認申請を提出しようかと思っていた ちょうどそんな頃でした。 新規分譲地あるあるなのですが、お隣にどんな建物が建つか わからないんですよね。 特に、住宅専用地域ではない場合、コンビニが後から建つ可能性もあるし、大豪邸が建つ可能性もある。
前述の質問をうけた頃、ちょうどお隣土地が 二区画まとめて買われたということで、[後々どんな建物配置になるか]が急遽新たに予測できたのでした。
正直なところ、ここまでの申請作図が用無しになるので、心の中では…『なななんとぉ…?!』という動揺を覚えたりもしました。
とはいえ、お施主のtさまにとってみれば最初で最後の家づくりかもしれない。カクゴもじんじんと伝わるものがありましたから、 『よし! 建物間取りを反転させよう!』と一致団結したのでした。
あわせて、書類作図に時間を要するため、建築工期が数週延びる可能性があることもお伝えをしました。
建築確認許可後の変更は、計画の変更費用と時間が必要
一般的に、どの住宅会社さんで家を建てても同じなのですが、建築確認許可後の建築計画変更には、『計画の変更届』が必要なのです。
例1)柱壁を伴う「間取り変更」は、変更費用高し&要時間
例2)「窓」の微々たる位置移動は、変更費用安し
※軽微な変更除く
建築確認申請提出前の場合のみ、
計画の変更届や 届けに伴う費用はいらないのが一般的です。
打ち合わせ時間には、少しのカクゴが必要
通常、専用住宅ご依頼時の打合せ時間は、約30時間を予定しています。(下記の事例参考)
【例:専用住宅Aさま】
①初来店~ご契約前:15時間(各回1.5~2時間程度)
②ご契約~引き渡し:15時間(各回1.5~2時間程度)
また、ほかの施主さん事例ですが、[妊娠出産時期]と重なることを懸念されるかたもいます。「両方を同時進行するための心の余裕が…。」と言われることもちらほら。
家づくりは一度進行しはじめると『待ったがきかない』ことが多いです。 家づくりを念頭におきはじめてから1年間は、[打ち合わせや家族会議]といったことのためにも 時間的余裕は大切だとわたしは思っています。
とはいえ、現実的にはみなさんなんとか時間をつくりだしてくださっていて…ありがたみの極みです。泣)
長雨で延期することもある
基礎工事、地盤改良工事、上棟、外壁塗り仕上げ、防水仕上げ、壁紙仕上げ、外構工事などなど。 長雨が伴うと、継続して工事ができないこともありますね。
限られた工事期間を守りたい思いとはうらはらに、[6月/9月]の工事は、1日に何度も天気予報をチェックして 各担当者と工事予定をすりあわせていきますね。
どうしても記録的大雨や長雨、大雪などで工事が立ち往生してしまう場合、契約約款にもある通り、工事の延期を施主さんに求めることもあります。
お天道様に感謝って、本当にそういえますよね。
大切なこと、おまとめ ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
①家を建てたいと思い立ってから1年は、時間のやりくりが大変かも
②時間と心の余裕をもっておいたほうが 良き◎
③施主側/施工者側/天気 様々な要因で工事が遅れることもある
④「ちょっと待って~」の場合は、何事も遠慮せずにお声がけくださいね~♩ 解決方法をみつけてゆきましょ◎
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