私と大切な人との、会えない時間を埋める方法を知る。

こんにちは!ひまわり工房(広報 設計士の)東沙織です。
先日の吉日、姫路市tさま邸が上棟(1日で建物構造の概ねほとんどを組み立てること)しました。
ちょうど当日午前は、たつの市tさまへのプレゼンを予定しており、無事に終えてから上棟現場へ向かいました。

 

マイ地下足袋

 

 

 

上棟現場でお施主さまと合流。積もる話はやはり、、、

 

実に10日以上ぶりの再会です。照) けれど、お施主さまとの距離感はいたっていつもと変わらないんです。私は照れ照れしていたのですが、tさまの方はいつもの調子で。。。

どうやら、私が海外にいる間、毎日毎日、私のブログを見てくださっていたようで。泣)
・・・って、他にもこんな方がいましたが、本当に素直に嬉しく思います。

 

上棟

 

今までの打ち合わせの時間は長く感じたけれど、家って、建ち始めるとあっという間です。私が感慨深い気持ちになって言葉に詰まっていると、tさまから色々とお話を切り出してくださいました。そして私はまた涙が出そうに・・・・(;_;)

 

 

※「泣くな」と心でつぶやくワタシ。。。

 

 

ちょうどtさまとお会いする直前に、私の詰めの甘さを職人さんから突っ込まれるなど、私はまだまだポンコツだな、とシュンっとなりかけていたのですが、そんなことを知らないtさまから、次から次へと私への心嬉しいお言葉をいただき・・・。
もうね、耐えられなくて、車に戻ってやっぱり泣いた。泣きました。本当は一瞬どこかで気持ちを晴らそうとしたけれど、悔しさよりも嬉しさの方が勝って、それで泣いた。(;_;)

 

 

あぁ、お施主さまと友達になれた(;_;)
(かもしれない)って、そんな気持ちになりました。うぅ。。。

 

 

どの家を建てるか、ではなくて、
『誰に暮らしづくりを手伝ってもらうか。』

 

このことを本当によく理解してくださっているのを、お話をしていると感じます。感謝。
きっと、私のような若輩者よりも、もう少し貫禄ある人に託した方が・・・という気持ちも、お施主さまにはあると思います。けれど、どこまでも私(と私たち)を暖かく見守ってくれていることに、これ以上に嬉しいことはありません。

 

 

 

設計

私がどれだけ目の前のお施主さまを大切にしていても、毎日会ったり電話をしたりメールをすることはできません。くやしいかな、私や私たちには時間が24時間しかなくて、お施主さまの時間もまた有限です。また、ひまわり工房にとって、お施主さまは一人ではなくて、私と私たちの元にはいま、何家族もの方達が少なからず期待をして相談に来られています。もちろんOBさまもいらっしゃいます。

 

こんなに人に恵まれることほど嬉しいことはなくて、本当だったら全てのご家族の暮らしづくりの携わりたいって思います。一方で同時に、私はどこまでその方達のお心を大切にできるか。会えない時間をどうやって埋めていくかという葛藤と並走しています。。。日々、このことを気にしていたら、一つの答えが出てきました。

 

私と大切な人との、会えない時間を埋める方法。それは、
私が毎日、思いを寄せる大切な人に向けてメッセージを発信することなんだということ。

 

それが、他の設計士にはできない、私にしかできない唯一無二のことなんだと思います。
だから、目の前の人のことを信じて、ずっと止む無く発信することが大切なんです。

 

こんな大切なことに気づかせてくださったtさまには、どんなに感謝してもしきれません。
(きっと、ブログ見ていると思いますが、見ながら泣かせちゃってたらゴメンなさい。照)

 

私

 

 

 

 

 

投稿者プロフィール

伊藤 沙織
伊藤 沙織
1988年生まれ。相生市出身。有限会社ひまわり工房取締役 広報&設計担当建築士。幼い頃からものづくりが好きで、武庫川女子大学で建築を学ぶ。並行して、西宮市船坂地区の築200年古民家再生プロジェクトに携わる。気づけば茅葺き民家に夢中になり、『茅葺き女子』と呼ぶように。この体験が私の住宅設計の原点。朽ちる中にも『美』を感じるものが好きで、私もそんな人生を築きたいと思う今日この頃。休暇はもっぱら島&村旅計画。2017年からDIYワークショップ(イベント出店型)始めました。

■instagramにて、『暮らしのアイデア』毎朝投下中
■instagramLIVEにて、『暮らしの質問』毎週金曜22:00に解説中
■LIMIAにて、『暮らしづくりのレシピ』執筆中
■LINE LIVEにて、『建築学生応援ラジオ』配信中
■YouTubeにて、『声で聴くブログ あずの車窓から』配信中

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