本格和室不要説。→『寝転び室』へと進化している件について。

最近、『和室不要説』について色々と考えている、私あずです。

 

ちょっと楽しい家づくり ひまわり工房(広報 設計士)東沙織です。

最近、『本格和室』以外の多目的部屋をご提案することも ジワリと増えてきました。

 

 

インスタグラムから こんなご質問がありました。

本格和室といっても、頻繁に使うわけでないので、僕たちに和室はいらないと思っています。その代わり、リビング脇に寝転べるスペースを2〜4帖くらい作ってほしいんです。本格畳にこだわっているわけでもないですし…。この場合は『何部屋』と呼んだらいいのでしょうか…?

(私)今回は、このご質問に答えてみますね。

 

 

 

『和室』という呼び名は、もしかして古くなってきている?

寝転び室

 

Nekorobi-shitsu

と読むのはいかがでしょうか。

 

物を増やしたくないミニマリストさんは、お雛様や兜を飾ることまでもコンパクトにする傾向があります。

だから、人によっては『床の間』の概念がそもそも不要なんですよね。コンパクト化する時代、そのものですね。。

 

本格畳にこだわっているわけでもない。

ということは、床は、紙畳やカーペット、コルクなどでも良いというこということですよね。

『リビングと一体的に使えること』を望まれるご家族が多いので、緑色のいぐさ畳にこだわる必要もない…かもしれません。

 

 

 

私のおすすめ『寝転び室』がこちら。

⚫︎本格和室にこだわらないなら、建築コストも少々安心できる。

⚫︎床で寝転ぶのはちょっと…という方にはいぐさ畳や紙畳、カーペットも選択肢です。
→例:無難派さんは、いぐさ畳。
→例:個性派さんは、紙畳やカーペットもアリ。
→例:個性派さんは、乱敷きをして床材色と合わすのもアリ。

⚫︎一方で、アクセントの床色を使う場合、持ち込み家具や家電品の色たちと喧嘩することもあるのでご注意を。また、古風なご両親ならば、とやかく言われるかもしれないカクゴを。汗)

 

 

 

大切なこと おまとめ…

①和室というほどでもないけれど、『床で寝転びたくなる』その気持ちはわかります。
②でもフローリングで寝るのは痛い…という時に、『寝転び室』がオススメ。
③無難派or個性派?それによってアイデアも変わります。
④見た感じ?コスト?暮らし方?何を優先するかも大切。

私なら、『(写真の)床材や建具色に合わせた、乱敷き紙畳の寝転び(ごろね)室』にも憧れます٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

市松模様の畳の敷き方ははちょっと… という方にもオススメです。

本格和室じゃなくて、リビング脇の寝転び室。

今という時代に似合った、心地いい空間だと思いませんか?。

 

寝転び室

 

 

 

 

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投稿者プロフィール

伊藤 沙織
伊藤 沙織
1988年生まれ。相生市出身。有限会社ひまわり工房取締役 広報&設計担当建築士。幼い頃からものづくりが好きで、武庫川女子大学で建築を学ぶ。並行して、西宮市船坂地区の築200年古民家再生プロジェクトに携わる。気づけば茅葺き民家に夢中になり、『茅葺き女子』と呼ぶように。この体験が私の住宅設計の原点。朽ちる中にも『美』を感じるものが好きで、私もそんな人生を築きたいと思う今日この頃。休暇はもっぱら島&村旅計画。2017年からDIYワークショップ(イベント出店型)始めました。

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■instagramLIVEにて、『暮らしの質問』毎週金曜22:00に解説中
■LIMIAにて、『暮らしづくりのレシピ』執筆中
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