『特徴がないこと』が 大切な特徴と思えてきた
『あなたのチャームポイントってなんですか?』『あなたのすきなことはなんですか?』って言われたときに、特別とがった特徴がなく口ごもる、わたしあずです。
こんにちは!ちょっと楽しい家づくり ひまわり工房(暮らしの設計士)東沙織です。 『特徴』とはなかなか簡単にはみつからないものですよね。 今日はそのあたりを 前回のブログの補足のような内容です。
Contents
住宅会社は、特徴をつくるもの…かもしれない。
住宅会社によって特徴って様々です。たとえば…
- 伝統工法で建てる
- 自社大工で建てる
- 日本唯一の断熱工法
- 日本唯一の性能をたたき出す
- 日本唯一の資材で建てる
- 60年保証で安心住宅
- 別荘建築 県下No.1
- 新築着工数 県下No.1
- 全て女性スタッフが対応
- 全て設計士が対応
キャッチコピーを生み出すように、住宅会社も四苦八苦しながら何かしらの『特徴』を自ら生み出しているんですよね。
差別化といったりもするそうなのですが、わたしはこの言葉がどこか苦手で。。『差別…か』と。 以前に人生の師匠から教えてもらった『独自化』という言葉が気に入っていて。
なので、わたしたちにはどんなことが『独自化』できるかなと考えたりもしました。
ひまわり工房さんの特徴ってなんですか?と言われて
伝統工法でもなければ、日本唯一の資材をつかうこともない。県下No.1の着工数でもないし全て設計士が対応するわけでもなく、子育て中のパートさんも在籍している。
そういう、『特徴がないことが、特徴』だとわたしは誇りに思っています。とはいえ、あえていやむりやり『特徴』をつくるとしたらこんな感じでしょうか。
高卒大工あがりの創業者社長が 互いに信頼できる職人と長年連れ添い歩んできた、社員数4名+αの、小さなまちの工務店。 「ここまでしか仕事しません」みたいに線引きするのではなく、まるで八百屋さんが最後にちょっとだけおまけをしてくれるような、緩やかな関係性の中で地域で愛され30年。 元大工だからこそ追い求める、より良いハイスペックな家を提案し続けて平成が終わりました。
時代の家庭変化や時代のお財布事情に柔軟に対応すべく 女性設計士と女性現場監督が対応。 暮らしの土壌作り土壌改良ともいうべく『暮らしのヒアリング』を大切にしています。 1筆書きのような回遊動線・効果的な家事動線が得意であり、特に33坪未満というミニマムに建てる家も好評。 家族それぞれの常識にあわせた 新常識な暮らしを妄想し創造する、『提案力』に高い評価があります。
ご家族との妄想時間にも時間をかけたいし、家を建ててくださった方との久々の訪問にも時間をかけたいため、年間着手10棟が限界で 今を駆け抜けています。
みたいな感じでしょうか。決して箇条書きにできない歴史がここにはあって。 決してひとことでは語れないマイルールが わたしたちにはあるんですよね。
特徴のないことが特徴。
なんだと、誇りをもって そういえます。
まだ読んでいない方は、前回のブログもよんでみてくださいね( *´艸`)
https://azumasaori.com/himawarikobo/archives/7102
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投稿者プロフィール
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1988年生まれ。相生市出身。有限会社ひまわり工房取締役 広報&設計担当建築士。幼い頃からものづくりが好きで、武庫川女子大学で建築を学ぶ。並行して、西宮市船坂地区の築200年古民家再生プロジェクトに携わる。気づけば茅葺き民家に夢中になり、『茅葺き女子』と呼ぶように。この体験が私の住宅設計の原点。朽ちる中にも『美』を感じるものが好きで、私もそんな人生を築きたいと思う今日この頃。休暇はもっぱら島&村旅計画。2017年からDIYワークショップ(イベント出店型)始めました。
■instagramにて、『暮らしのアイデア』毎朝投下中
■instagramLIVEにて、『暮らしの質問』毎週金曜22:00に解説中
■LIMIAにて、『暮らしづくりのレシピ』執筆中
■LINE LIVEにて、『建築学生応援ラジオ』配信中
■YouTubeにて、『声で聴くブログ あずの車窓から』配信中
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