【外構】庭屋さんは、どうやって探せばいいですか?(答えます)
外構についてお話しておきたい、わたしあずです。
こんにちは!ちょっと楽しい家づくり ひまわり工房(暮らしの設計士)東沙織です。
『外構工事』というのは、新築のタイミングで着手される方もいれば、何年か外構費用を積み立てたりイメージを想定されてから着手されるかもいます。
とはいえ、どういう風に庭屋さんを探せばいいのか、悩ましいものですよね。 今日はそのあたりを 実例交えてお話します。
Contents
他府県で建築計画をされているAさんから、こんな質問が。
InstagramDMにいただきました。通常、回答まで数週の時間をいただいています。
(要約抜粋すると…)
現在、都内在住。私あずのインスタ投稿も参考にしてくださっている。
外構工事をしてくれる業者さんを探されている。
大切な前置きからすこしだけ
じつはInstagramやわたしのブログ経由では、こういった類似質問も多くいただきます。 ですが、地域差や周辺環境、立地条件などを理解して考察しているわけではないので、全員にあてはまると思っていません。
今回は、地域が『都内』だったので、わたしのようなド田舎とはルールが異なる点もあるでしょう。とはいえ、ヒントになればと思い。お答えしてみました。
お庭を工事する場所を 挙げてみる
- 側溝の修繕や溝ぶた設置など、溝に関連する工事
- 砕石や石敷きなどの工事
- 門柱やブロック塀、土間コンクリートなどの工事
- カーポートやサイクルポート、フェンスなどの工事
- サンルームやデッキ、小屋など、床を拡張する工事
- 植栽や土壌改良、枕木装飾などの工事
こういったところが 案件に挙がりやすいですね。
外構工事は、たくさんの職人が関わる
一言に『外構工事』と言っても、かかわる職人の種類は多岐にわたります。わたしは、下記のカテゴリーにわけてみました。
- 石・砕石・コンクリート系
- レンガ・タイル系
- 金属系
- 木材系
- 植栽系
ちょうど、ウッドデッキの施工がおわった現場写真がこちら☟
引渡し前のお客さまの立会いが終わりました。
いいお家になったなぁ♪♪
ウッドデッキがまたいいよね。
ここで昼間からビール飲みたいよね。
週末オープンハウスに向けて準備するぞ〜〜(((o(*゚▽゚*)o)))#ひまわり工房 pic.twitter.com/Q5lQnZ0Npo— 東 咲紀 『暮らしの現場監督』あずいも (@saki_azumax) August 18, 2019
ここで重要なのが… 外構業者といっても、
「なんでも施工できる」外構業者さんもいれば、得手不得手など「多少苦手分野はあっても一通り施工できる」という業者さんもいます。
「苦手分野の施工はせず、別業者へ下請けを依頼する」という業者さんもいます。 方法論に正解不正解はありません◎
だれに 頼むのがいいのか?
1、側溝の修繕や溝ぶた設置など、溝に関連する工事
2、砕石や石敷きなどの工事
3、門柱やブロック塀、土間コンクリートなどの工事
これらは主に、【左官屋さん】が関わることが多いです。 とはいえ、左官屋店を直接知らない方もいるでしょうし、まずは家を建ててくれた住宅会社へ相談するのが無難ですね◎
また、単なる修繕ではなく『家と外構との総合的デザインバランス』を強く希望する場合は、【外構専門店※】へプラン立案から施工まで一任するのも選択肢ですね◎
※下位の説明に続く 具体的にお店を探す時の留意点 で補足。
4、カーポートやサイクルポート、フェンスなどの工事
5、サンルームやデッキ、小屋など、床を拡張する工事
これらは主に、【サッシ屋さん・大工さん】が関わることが多いです。 特に家と接触する部分は、『漏水リスク』を考えて 住宅施工をされた住宅会社へまず依頼されるのが無難ですね◎
6、植栽や土壌改良、枕木装飾などの工事
これらは主に、【庭師さん】が関わることが多いです。 日当たりなど周辺環境に考慮した提案が上手で安心できますね。
具体的に、お店をさがす時の留意点
まずは、住宅を施工した住宅会社へ相談されるのが無難です。 その結果、『どこへ頼んでも住宅に支障のない工事(防水や保証の観点)』であれば自由にお店を探されるといいでしょう◎
ちなみに、『その住宅会社がオススメするお店』は、まずまちがいない選択肢ですね。 とはいえ、ロードサイドで偶然見つけたようなお店が気になるようであれば、直接お店を訪問されても問題ありません。建築図面を持参されるとスムーズです◎
最近だと、Instagramや地域のフリーペーパーにも情報はたくさん掲載されています。実際に店主に会いに行かれるのがいいですね。
高い買い物だからこそ
何もかも完璧に施工できるに越したことはありません。ですが、予算や周辺状況からひもとくと…できることと、できないことがありますよね。
だからこそ、『外構工事』は、優先順位を考えながら、じっくりゆっくり育てるように施工していってもいいのではないでしょうか( *´艸`)
庭木も植え込むではなく、迫力のある鉢植えのものでも 育てやすかったりするものです。 とはいえ、植えたら植えたで躍動感もありますね◎
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投稿者プロフィール
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1988年生まれ。相生市出身。有限会社ひまわり工房取締役 広報&設計担当建築士。幼い頃からものづくりが好きで、武庫川女子大学で建築を学ぶ。並行して、西宮市船坂地区の築200年古民家再生プロジェクトに携わる。気づけば茅葺き民家に夢中になり、『茅葺き女子』と呼ぶように。この体験が私の住宅設計の原点。朽ちる中にも『美』を感じるものが好きで、私もそんな人生を築きたいと思う今日この頃。休暇はもっぱら島&村旅計画。2017年からDIYワークショップ(イベント出店型)始めました。
■instagramにて、『暮らしのアイデア』毎朝投下中
■instagramLIVEにて、『暮らしの質問』毎週金曜22:00に解説中
■LIMIAにて、『暮らしづくりのレシピ』執筆中
■LINE LIVEにて、『建築学生応援ラジオ』配信中
■YouTubeにて、『声で聴くブログ あずの車窓から』配信中
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