27歳社会人です。建築士になるためには、どうすればいいでしょうか?

建築を志すひとを応援したい、私あずです。

ちょっと楽しい家づくり ひまわり工房(広報 設計士)東沙織です。

以前から、私のinstagramやメールには、建築を志す方から相談が寄せられています。今日は、20代後半の方からいただいた質問に答えてみまました。

instagram4000_3

 

 

 

(実際のメッセージがこちら)

はじめまして。建築に興味のある27歳の元社会人です。

仕事を辞め、自分のしたいことは何かと考えていくうちに、小さい頃から物作りが好きであったこともあり、建築士になりたいなと思うようになりました。

自分の悩みは一級建築士をとるためには大学で学ぶべきか、専門学校で学ぶべきか、どちらがいいのかということです。

卒業時に32歳になるという年齢的な問題や建築士資格も在学中に取れないことから、二級建築士や他の資格が取れる専門学校へ行くべきなのかとも考えています。

しかし、さまざまな経験ができる点では 大学進学の方が大きなメリットとなり、今後の建築士としての活動にも影響をするのではないかと思っています。自分のような年齢の人が大学で建築士の資格を目指すことは無謀でしょうか?

 

あと、文系からでも建築士を目指せる大学(近畿大学や関西学院大学など)があると聞いています。

数学物理ができない人でも授業についていき、建築士の資格をとることは現実的に可能でしょうか?

 

突然、長い質問をしてしまい申し訳ありません。仕事でお忙しいとは思いますが、返信よろしくお願いします。

なるほど~! 早速答えていきましょう。

 

 

まず確認したいこと。

  • 建築業界で、どんなことをしたいのか。
  • 建築士資格を所有しないと仕事が始められない職場なのか。
  • 建築士資格の取得は、働きながら目指すのも現実的。
  • 大学卒にこだわる理由とは。
  • どんな仕事観なのか。

 

 

いきなり結論をいうと…

大学卒を目指すというよりは、職業訓練校(or専門学校)に短期集中で通って、建築業界就職。

その後、建築実務経験を重ねながら建築士資格を目指すほうが 業界適正もわかるのではないかと判断します。わたしは。

根拠や理由、背景はつぎのとおりです。

 

 

建築のしごとは、資格がなくてもスタートできる。
同時に、資格以上に、実力的な業界。

相談者さんの年齢が27歳。学業を始めるのに早いも遅いもないと言いたいところです。

実際、業界は違いますが、『看護士』として仕事をするためには国家資格を所有していないといけないといいますよね。 そのために、出産後や子育てがひと段落した後から専門学校へ通い、資格取得を目指し、就職する方もいます。

一方で、建築のお仕事は多岐にわたるなか、じつは国家資格(例:建築士)の所有が強制というわけではありません。 ※例えば第三者として建築確認申請や許可を出すような決裁者は必要ですが、職種によっては資格取得必須ではありません。

また、資格取得を目指すことなく、業界をけん引している偉業者も大勢います。『建築業界って資格以上に、実力的な業界なんだな…』って、わたしは社会に出てから知りました。汗)

『資格は足の裏の米粒』 とはよく言ったもので。取得しないと自分自身は気持ち悪く感じるんですが、取得したからと言ってご飯を食べていけるわけではありません。 会社や組織内で仕事が回っていないと、資格は単なる宝の持ち腐れです。泣)

なので、学業から建築を学んでいくよりも、例えば『職業訓練校(建築)』にて短期間集中型で建築知識を深めたり、『実務経験を積みながら資格取得をめざす』のが 年齢からひもとくと賢明なのかなと思います。

 

 

建築業界でどんなことをしたいのか

『建築業界でどんなことをしたいのか』 営業? 設計? 現場管理? 検査員? コーディネーター?

このあたりのイメージが湧いていれば、時間やお金を棒に振ることなく現実的に『建築士になる』という夢は叶えられるのかもしれません。

 

実際、業界ではどんなことができるのか。 このブログ(下記)は文系学生にしたためたものですが、かなり参考になると思います。↓↓

文系学生も『建築のしごと』はできますか?(学生の質問に答えます)

ご質問にあった、『文系でも授業についていけますか』といったあたりは、この↑↑ブログにてまとめています。

 

 

 

迷ったら、トライしてみる。すると次なる行動がみえてくる。

とりあえずやってみる。やってみてちがったなら次なる行動が見えてきますよね。

時間はみんな平等に24時間。だからこそ、与えられた時間に何をするか。『正解見つけ』『まちがいさがし』をするのではなくて、一つ方向性を決めて行動してみると、次の行動への道しるべになるものです。

 

 

Q.27歳社会人です。建築士になるためには、どうすればいいでしょうか?

A. つぎのことを自問自答してみてはいかがでしょう。

  • 建築業界で、どんなことをしたいのか。
  • 建築士資格を所有しないと仕事が始められない職場なのか。
  • 建築士資格の取得は、働きながら目指すのも現実的。
  • 大学卒にこだわる理由とは。
  • どんな仕事観なのか。

少し回答の着地点というか方向性ずれましたが。汗) 私がお伝えしたいことは以上です。

 

 

53分語りつくしました。汗)

 

 

 

暮らしのことなら! 
有限会社ひまわり工房へ 
💌info@himawari-kobo.net
📞0791-22-4771
『家のことで相談したいのですが…』とお伝えください。

あず活動予告♪
こちらで更新中〜!

ひまわり工房 Instagram
東沙織 Facebook
東沙織 Instagram
東沙織 twitter

友だち追加
↑ こちらを押すと、ひまわり工房が登録できます。

投稿者プロフィール

東 沙織
東 沙織
1988年生まれ。相生市出身。有限会社ひまわり工房取締役 広報&設計担当建築士。幼い頃からものづくりが好きで、武庫川女子大学で建築を学ぶ。並行して、西宮市船坂地区の築200年古民家再生プロジェクトに携わる。気づけば茅葺き民家に夢中になり、『茅葺き女子』と呼ぶように。この体験が私の住宅設計の原点。朽ちる中にも『美』を感じるものが好きで、私もそんな人生を築きたいと思う今日この頃。休暇はもっぱら島&村旅計画。2017年からDIYワークショップ(イベント出店型)始めました。

■instagramにて、『暮らしのアイデア』毎朝投下中
■instagramLIVEにて、『暮らしの質問』毎週金曜22:00に解説中
■LIMIAにて、『暮らしづくりのレシピ』執筆中
■LINE LIVEにて、『建築学生応援ラジオ』配信中
■YouTubeにて、『声で聴くブログ あずの車窓から』配信中