クローゼット折戸がなくなりつつある?
クローゼット折戸のオーダーが少なくなってきたなと感じる、わたしあずです。こんにちは!ちょっと楽しい家づくり ひまわり工房(広報 設計士の)東沙織です。《プロフィールはこちら》
最近は、変化しつつある、『クローゼット折戸(おれど)』のお話です。
Contents
クローゼット折戸にする特徴
- 昔々のドラえもんの家の押入れみたいな引き違いの収納戸は、真ん中が使いづらかった。なので、左右全開口できる『折戸』が画期的でしたよね。
- 『しまう=隠す』という物理的&心理的欲求は満たされる。
- 折戸のコマが脱輪するようになり、『レールに乗っかる滑車部品』が早かれ遅かれ壊れる。
- 子どもは指を挟みやすいので、建具メーカーは細心の注意を払ったデザインにしていますね。
- 折戸の中…意外とホコリは侵入してるいますね。
ロールスクリーン仕切りにする特徴
- 上下動作で開閉するので、場所をとらない。
- 丈夫さに過度な期待はできないけど、安価。
- 基本的に開けっ放しになりやすい。
- 防虫対策は、密閉式ではなく解放式(ウォークインクローゼット)と同じ対応で。
- 正直、このやり方に許容できる方が増えてるね!まぁ、解放的な収納(ウォークイン)のイメージがあるから、わざわざ収納ごとに閉ざさなくてもいいよ的な。
収納+ロールスクリーンの事例
大切なこと おまとめ…
①比較的閉ざされた収納にしたい?
②部屋を有効に広く使いたい?
③既存概念に縛られがちな場合や、年配者のお部屋はいまだに折戸事例は多いのでご留意を。
④なんでもなんでも[ロールスクリーン仕切り]にさせるのではなくて、計画は慎重に。
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投稿者プロフィール
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1988年生まれ。相生市出身。有限会社ひまわり工房取締役 広報&設計担当建築士。幼い頃からものづくりが好きで、武庫川女子大学で建築を学ぶ。並行して、西宮市船坂地区の築200年古民家再生プロジェクトに携わる。気づけば茅葺き民家に夢中になり、『茅葺き女子』と呼ぶように。この体験が私の住宅設計の原点。朽ちる中にも『美』を感じるものが好きで、私もそんな人生を築きたいと思う今日この頃。休暇はもっぱら島&村旅計画。2017年からDIYワークショップ(イベント出店型)始めました。
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