技術が進歩しても、変わらない『耐久性のある家への思い』を再確認

加西市に行ってきた、わたしあずです。

ちょっと楽しい家づくり ひまわり工房(広報 設計士)東沙織です。≪プロフィールはこちら≫

今日は、先日たずねたハウゼコさんという工場見学でのお話です。

 

 

加西にある株式会社ハウゼコさんを建築仲間(エクスマ工務店)と一緒にたずねました。お誘いいただいた中川忠工務店の棟梁、緒方さんありがとうございます!

株式会社ハウゼコさんは、換気や水の流れを技術的に日夜研究されていて、『耐久性のある家』を技術的にどうやったら実現できるのかを教えてくださいました。

工場見学をさせていただき、実験棟まで見せていただけました。実際に雨漏りしたり結露した現場の経過を見て、換気の大切さをまざまざと理解できました。

 

 

構造体にとって、換気通気は大切

一般的に換気というのは、室内(居室)についている機械換気だけを『換気』とよく言いますよね。 一方で、今回特に重要性を再確認したのは、外気に最も近い家の構造体部分の換気・通気でした。

ハウゼコさんのカタログから

ハウゼコさんのカタログから

実際に、ひまわり工房の家も(上記説明写真と)似たる施工を実施しています。 ベランダやバルコニーを計画する時は、壁仕上げ材と構造体との間・床仕上げ材と構造体との間で空気が流れるように配慮しています。 『通気をとる』ともいいますね。

 

 

耐久性の良い家の答え合わせができた

本来であれば弊社社長も同行したかったそうなのですが、あいにく多忙につき、今回の訪問は叶いませんでした。

帰社後、丁寧かつ事実に基づきながら弊社社長と情報共有してみたところ・・・ ひまわり工房の家は(想像以上に)耐久性のある家であることがわかりました。 弊社社長も、大工出身だからこその知恵というか、答えか合わせができたそうです。

 

 

雨漏りをする原因は、実にさまざま・・・

 

この時期は、雨漏り相談が多くなる季節。特に築30年以上のご年配の方からのご依頼が多いです。 本来は、建築した当時の住宅会社へ相談されるほうが安心でかつ賢明です。 とはいえ、当の会社が廃業したり名前を変えているなどの理由で連絡がつかず、弊社に相談へ来られる方が一定数いらっしゃいます。

そうした方の家を訪問する度に思うことは、雨漏りにはいろんな理由があるなということ。 屋根だけではなく『壁からの雨漏り』も原因としてありますね。

また、雨漏りだと思っていたら『結露』という見方もあります。室内で発生する水蒸気が一時的に多くなる場所(LDK・脱衣室・サンルーム)などは生活の仕方では結露が起こります。 合わせて、外気にふれる構造体が換気通気不足によって結露し、耐久性を落としてしまうこともあります。

 

 

技術が進歩しても変わらない、耐久性への思い

軒はわずかでも出してあげる

軒はわずかでも出してあげる

ひまわり工房では、軒がない家(軒ゼロ住宅)を希望されても、換気通気のために軒をわずか10cmでも出しています。そして(片流れの場合)流れ落ちるほうの軒は40cm以上を出して換気通気をしています。 こうすることにより、構造体がより密閉されにくい状況を作っています。

 

換気通気のとれた家

塗り壁の際も、換気通気のとれた家

ひまわり工房では、日進月歩新しい技術を積極的に採用をしています。 例えば外壁に塗り壁やモルタルを希望されても、下地(バラ板と言います)を施工して、換気通気の道を作っています。

そとん壁(塗り壁)を施工

そとん壁(塗り壁)を施工

こんな感じで、ひまわり工房の家は、『耐久性の良い家』として自身をもっていいのではないかな、とそんなことを社内で再確認しました。

新しい技術やトレンドに流されそうになっても、変わらない『耐久性のある家』であるための構造への想い。 これは弊社社長がもともと大工だったからこそ、今日まで当たり前にできていたのかなと思ったりもします。

なかなか目に見えないけれど、これからもう少し自信をもって『耐久性のある、ひまわり工房の家』を謳ってみようと思います。

 

 

あとがき。恋愛も高耐久?!

恋愛も高耐久?先輩にいろいろ人生を説いてもらってます!

恋愛も高耐久?先輩にいろいろ人生を説いてもらってます!

・・・懇親会の席にて。 がんばります!汗)

 

 

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投稿者プロフィール

東 沙織
東 沙織
1988年生まれ。相生市出身。有限会社ひまわり工房取締役 広報&設計担当建築士。幼い頃からものづくりが好きで、武庫川女子大学で建築を学ぶ。並行して、西宮市船坂地区の築200年古民家再生プロジェクトに携わる。気づけば茅葺き民家に夢中になり、『茅葺き女子』と呼ぶように。この体験が私の住宅設計の原点。朽ちる中にも『美』を感じるものが好きで、私もそんな人生を築きたいと思う今日この頃。休暇はもっぱら島&村旅計画。2017年からDIYワークショップ(イベント出店型)始めました。

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