戦略の舞台から離れて住宅業界にいると、本当に素でいられて『幸せの連鎖』が起こる。

綺麗ごとを、泥くさくてもやってのけるのが、私あずです。

ちょっと楽しい家づくり ひまわり工房(広報 設計士)東沙織です。

昨日は、私たちひまわり工房が加盟するグループ全国総会でした。1年間が走馬灯のように脳裏に映し出されました。

 

 

1年前の私は、ただただ焦っていました。何にと言われれば、建築請負契約数を昨年対比倍以上にさせて売り上げを上げること、スタッフ数を増やすこと。スタッフの意識をあげること。建築完工数をとにかくあげること。

とにかくそんな、目先の規模拡大へ舵を切るためだけにただただ身を削り、荒削り、睡眠時間を削りいたことが懐かしいものです。

 

 

ちょうど藤村先生が主催するエクスマ塾に入塾したのは、その頃のこと。

(藤村先生HPより参照)
お客さんは、たくさん似たようなお店や商品があるなかで、

どこで買ってもいい、あるいはどこからも買わないという選択肢がありながら、
どうしてあなたのところで買わなければならないのか?

・・・

この質問に明確に答が出せますか?

この答えは、商品サービスではない
かといって、付加価値でもない。
もっとちがう、あなた独自の「何か?」。
それは「関係性」だったり、あなた自身だったりするかもしれません。

あなたの会社や店が選ばれる「独自の価値」は何ですか?
それを真剣に探求していくことが大事です。
(藤村先生HPより参照)

ハッとしました。。

私は何をやっているんだろうと。

 

 

 

目が行き届き、声が行き届く。
この規模での家づくりを大切にする。

私は異業種ですが大きな会社にいたこともあるので、大きなチームで仕事をしていくそれも楽しさだということを理解しています。

そんなこともよくわかっています。でもね、無理に規模を大きくはしない。

あくまで、目が行き届き、声が行き届く。その規模での家づくりを大切にする。家は売って終わりじゃないからね。

そうすると、住まい手さんも、会社としてではなく人としてお付き合いをしてくれるものです。

そこに、幸せの連鎖が生まれるものなんです。

 

 

 

黒船がやってきたらやっぱりビビるけどね、
でも私がやることは同じ。

例えば仮に近い未来、大きな所帯の人気会社さんが身近に来られるとすると、やっぱりビビります。。

それはちょうど、ペリーの黒船来航に似ているようなそんな感じ。

でもね、ペリーさんにはペリーさんのやり方や思想哲学がある。先住民である私には私のやり方思想哲学がある。ペリーさんはそもそも日本という国を潰すつもりで来日したわけではない。大切なのは、新しい価値が広がろうとする 時代が変わろうとしている時に、古いやり方でやり続けるから黒船のペリーさんに一蹴されてしまうんだと。

 

競うのではなく、今日も明日も明後日も発信をする。それは決して、第三者の仮面をかぶった人じゃない。私だ。

私自身が発信をして、『あなたが大好き!だから買いたい!』と言ってもらえることに幸せの輪は広がるんだと。

私がやることは同じなんですよね。

 

 

 

戦略戦術の舞台から離れてわかる。
素で仕事をできることがどれだけ幸せなことかと。

戦ったり、争ったり、競い合ったり、そういうのはもうやめました。

 

約15年前。今では有名なある建築工法のトップランナー的存在として、父である社長は、日本中で一躍有名人になりました。

当時のひまわり工房の売りは、性能・数値・評価。全てが数字で納得できる世界。

テレビ、有名誌、全国講演の場に足繁く呼ばれる日々。全国から工務店さんが、視察や相談に来られました。

 

でもね、そんなことを覚えている人はもういません。(私もそれらの誌面を奮い立たせるように廃棄しました。)

今、その栄光栄華を覚えてくださっているのは、当時記事を取り上げてくださった記者さんくらいです。

だから、新建ハウジングさんのこういう姿勢、私はとても好きです。

これは、昨年偶然出会った当時の担当記者さんから教えていただきました。

 

一般的にメディアと言うのは冷徹で、有名なうちは執着しますが、遅れていると感じた瞬間から見捨てます。

人の行動ではなく、絶対的数字だけを信用する方もまた、お客さんであっても冷徹です。これは事実です。

 

 

ただね。

自分自身で影響力を持つと、影響を受けた方はファンになり、信じられないほどの心強いサポーターになります。

こうやって、サポーターを増やすことが 幸せの連鎖を強くするんですよね。

これがね、お客さんも、スタッフも、みんなが幸せになれる一つの方法なんだと実感しています。

これに気がつき行動を続けて、半年が経ちました。

 

 

 

『あなた(あずさん)が好き』と言ってくださる方には、迷いがない。

他社の営業さんから猛烈にアプローチされていても、迷いなく断ってきたということを聞きます。

これらのお客さんは、決して依存者(ストーカー)ではない。ファンでありサポーターです。

出会うきっかけは私だったとしても、器であるひまわり工房のことを信頼してくださった上でおつきあいくださいます。

 

手前味噌でありながらも、私の世界観に共感してくださる方というのは、もはや財産です。

囲い込もうとかそういう戦略も戦術も存在しない。

お互いの価値観が合うから一緒になる。家づくりにおいて究極に理想形だなと思います。

 

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『幸せの連鎖』、これからの続いていきますように。

今日もまた、私自身の言葉と世界観で発信を続けます。٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

 

 

 

 

 

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投稿者プロフィール

伊藤 沙織
伊藤 沙織
1988年生まれ。相生市出身。有限会社ひまわり工房取締役 広報&設計担当建築士。幼い頃からものづくりが好きで、武庫川女子大学で建築を学ぶ。並行して、西宮市船坂地区の築200年古民家再生プロジェクトに携わる。気づけば茅葺き民家に夢中になり、『茅葺き女子』と呼ぶように。この体験が私の住宅設計の原点。朽ちる中にも『美』を感じるものが好きで、私もそんな人生を築きたいと思う今日この頃。休暇はもっぱら島&村旅計画。2017年からDIYワークショップ(イベント出店型)始めました。

■instagramにて、『暮らしのアイデア』毎朝投下中
■instagramLIVEにて、『暮らしの質問』毎週金曜22:00に解説中
■LIMIAにて、『暮らしづくりのレシピ』執筆中
■LINE LIVEにて、『建築学生応援ラジオ』配信中
■YouTubeにて、『声で聴くブログ あずの車窓から』配信中