大学院へ行くメリットってなんでしょうか?(学生の質問に答えます)

建築を志す学生をこれからも応援したい、私あずです。

ちょっと楽しい家づくり ひまわり工房(広報 設計士)東沙織です。

以前から、私のinstagramには、全国の学生から相談が寄せられています。今日は、学生さんからいただいた質問に答えてみまました。

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質問相談『大学院へ行くメリットってなんでしょうか?』

今回は、instagramDMにてご質問いただきました。

大学院にいこうかと迷っています。大学院にいくメリットとデメリットを教えていただきたいです。よろしくお願いします。

さて、早速答えていきましょう。

 

 

建築系大学生にとって、大学院への進学は一度は考えるもの?

  • 学部生時代に興味を持った研究活動を追求したい
  • その道のプロフェッショナルとして、極めたい
  • まだもう少し建築を勉強したい
  • 大学で仕事と研究を両立したい(助手からスタート)
  • まだ社会人になりたくない

特に、理系専攻の学生にとって修士博士課程は、学部生にはできない専門的な学びがあるようですね。

 

 

 

修士課程、博士課程だからこそできる専門的学び。

チェック

もちろん、わたしも学部3年のときに悩みました。大学院どうしようかな…と。

「修士課程の勉強に興味がある。でも、授業料が…高い。」

でもね、授業料が高かったとしても、奨学金や補助金などのお金の工面は何らかの形でできるものです。家庭の事情で(両親の所得が多いために)奨学金が借りられないなどの理由は出てくるかもしれませんが、授業料は意外となんとかなるものです。あとで返済するのは大変ですが…。でも、学部生に学べなかった実務に近い体験を重ねられるのも大学院へ進むメリットですよね。また、大学院在学中に二級建築士や木造建築士を受験できるのもメリットがありますね。場合によっては、一級建築士の勉強を集中的に進められるのも時間的にも心理的にもメリットだなと私にはそう思えます。

 

 

ちなみに初任給も、学部生と大学院生には違いがある。

初任給例:

博士了 月給 290,000円
修士了 月給 260,000円
大学卒 月給 240,000円

 

こうなってくると、雇う側(企業)は大変です。。高給料を支払うに見合うかどうかなど、かなりシビアに査定するものです。ということは同時に、雇われる側(学生側)も狭き門になります。たった2年の差なのだけれど、されど2年の差。専門性が決まっているのであれば、大学院での学びを追求するのもありかと思うのですが、ひとによっては就職困難やキャリア形成の不向き(デメリット)があるので、安易に大学院進学を決めるよりも慎重に検討されるのが賢明かと思います。

この茅葺き古民家を、今も再生しています。
学部生でも行動しれば、門は広がりますよね。

 

 

ちなみに、貴重な『若き時間』。
学部生でもあえて、専門外のことへ挑戦するのもアリ。

以前のブログにも書いたのですが、若い時間って本当にあっという間。私の大学時代がもう10年前という事実にも驚きますが。建築バイトだけではなくて、建築的旅や海外建築に会いに行く旅。日本の島巡礼旅をしてみるとか、とにかく動けば動いた分だけ自分の血となり肉となるでしょう。一方で、あえて動かずにじっと同じことに集中する若き時間もまた価値はあるのでどちらがどうとかではありません。

  • 就職に有利になるかもしれないから、何を差し置いてでも建築バイトや建築体験に一生懸命になる。
  • 就職に有利になるかもしれないけれど、限られた時間だから好きなことや興味が強いことに挑戦する。
  • 器用だから、両方をやってみる。

どれも正解ですよね。不正解はないです。人には人の価値観や構想があるものです。『学校から言われているから…』とか、『みんな同じ方向で頑張っているから…』とか、『大手企業に就職するためにこの学校に入ったから…』とか。

時間をどうやって使っていくかが『覚悟』できたら、後悔せずに有意義なものになる。

まわりの行動に流されず、『自分はこうなんだ!』って誓えたら、後に後悔が残りにくいんだと思います。もしかしたら、あえて建築から離れたことに一生懸命になった結果、その行動が人生を左右するきっかけになるかもしれませんよね。

 

 

迷ったら、トライしてみる。すると次なる行動がみえてくる。

とりあえずやってみる。やってみてちがったなら次なる行動が見えてきますよね。

時間はみんな平等に24時間。だからこそ、与えられた時間に何をするか。覚悟が決まると、よりいっそう有意義な学生生活が送れるんだと思います。

 

 

 

Q.大学院にいこうかと迷っています。大学院にいくメリットとデメリットを教えていただきたいです。

A.「大学院へ進学すると、より専門的で実務に近い学問を勉強したり体験することはできます。ただし、研究者として生きていくよりも企業就職して生きて行きたいと考えるのであれば、大学院進学の選択は慎重に考えてみることをススメます。」

私も年中、学生バイトは募集しています。長期休暇のみのインターンシップも受け入れOKです。
私がお伝えしたいことは以上です。

 

 

 

なにかわからんことがあったら、聞いてくださいね。たまにinstagramLIVEで相談会もやっているのでね。

 

 

 

 

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将来はリノベの仕事がしたい。学生のうちに建築に関わるバイトや体験をしたほうがいいのでしょうか?(学生の質問に答えます)

建築を志す学生をこれからも応援したい、私あずです。

ちょっと楽しい家づくり ひまわり工房(広報 設計士)東沙織です。

以前から、私のinstagramには、全国の学生から相談が寄せられています。今日は、学生さんからいただいた質問に答えてみまました。

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質問相談『学生時代に建築バイトや建築的体験をしたほうがいい?』

今回は、instagramDMにてご質問いただきました。

こんにちは、将来、リノベ系に進みたいと考えている建築学部の1年生です。学生のうちに模型作りのバイトなど建築にかかわるバイトをしたほうがいいのかなと思って探してみたのですがなかなか見つからず、、やっぱり体験しておいたほうがいいものですか?

それから、大学院にいこうかと迷っています。大学院にいくメリットとデメリットを教えていただきたいです。よろしくお願いします。(※大学院のお話は、次回へ持ち越します。)

さて、早速答えていきましょう。

 

 

ふつうの建築学生ライフは、とにかく忙しい?

  • 個人設計課題制作
  • 現地調査
  • グループ設計課題制作のミーティング
  • 学外コンペに出展
  • 建築の偉大な先生が近くまで来たら急に聴講しに行く
  • 建築的イベントがあれば頭つっこんどく とか

バイトしてる暇も、ボランティアしてる暇もあるのか?!と疑いたくなるほど忙しいものです。。

 

 

 

建築のおしごとをしたい学生なら、体験してみると判断材料になるかも。

チェック

就職してから『ナンカチガッタ…。』というミスマッチが多いのが建築業界あるあるなんですよね…。きっと期待値が高すぎることが理由のひとつだと思います。「…え?こんなことも仕事のうちなんだ?!」ということは、もちろんわたしにもありました。業界が変わっても似たようなものかと。

「学生の時に知っていたら、行動が変わっていたかもしれない。」

これは私の本音です。インターンシップやアルバイトにかける時間は、じぶんの『就職』を考える上で、行動選択肢を広げる意味でもとても有意義な時間になるひともいます。わたしもインターンシップやアルバイトで得た経験をもとに、今のじぶんがある。そう思えます。

 

 

ちなみに、こんなバイトの探し方がオススメ

  1. 地元や今住んでいる近くの工務店さんにバイトしたいとお願いする
  2. 無理承知で、設計事務所にバイトしたいとお願いする
  3. お気に入りの大学(or専門学校)の先生に、アルバイトしたいと言う
  4. 非常勤講師(実際に現場を動かしていることが多い)に頼む
  5. 建築系イベントやボランティアをやってみて、先輩に依頼先がないか聞く
  6. 『長期休暇』だけでも受け入れてくれるかもしれません

学校の先生や先輩は、いろんなつながりを持っているものです。なので、いろんなご縁のはじまりになることもしばしば。私も、実際に大学の先輩に教えてもらったバイト先で模型製作をやっていたことがあります。他大学の学生も出入りしていましたし、それはそれで良い経験になりました。

でも正直、ぜったいに建築系バイトをしないといけないことはないので、無理に探すよりも今できるバイトを突き詰めていったほうが時間的にも金銭的にも有利だったりしますよね。

建築系学生が集うバイトをしていて思ったことがあります。ちょうど模型製作のバイトでした。わたしよりも隣にいる学生がむちゃくちゃ制作スピードが速いんですね。あーーーーーって。あーーーーーっ自分何してんだろうってなりました。これって、本能なんでしょうね。『隣の学生がじぶんよりもスキルが上なんだ』って知ると、悔しい気持ちになったものです。大学では同じようなレベルの学生の集まりなので見えていなかった、『世の中の建築学生の中にいるじぶん』に向き合えるいい体験でした。

この茅葺き古民家を、今も再生しています。
リノベ系で就職を考えるなら、建築現場での体験も魅力的ですよね。

 

 

ちなみに、貴重な『若き時間』。
あえて、専門外のことへ挑戦するのもアリ。

以前のブログにも書いたのですが、若い時間って本当にあっという間。私の大学時代がもう10年前という事実にも驚きますが。建築バイトだけではなくて、建築的旅や海外建築に会いに行く旅。日本の島巡礼旅をしてみるとか、とにかく動けば動いた分だけ自分の血となり肉となるでしょう。一方で、あえて動かずにじっと同じことに集中する若き時間もまた価値はあるのでどちらがどうとかではありません。

  • 就職に有利になるかもしれないから、何を差し置いてでも建築バイトや建築体験に一生懸命になる。
  • 就職に有利になるかもしれないけれど、限られた時間だから好きなことや興味が強いことに挑戦する。
  • 器用だから、両方をやってみる。

どれも正解ですよね。不正解はないです。人には人の価値観や構想があるものです。『学校から言われているから…』とか、『みんな同じ方向で頑張っているから…』とか、『大手企業に就職するためにこの学校に入ったから…』とか。

時間をどうやって使っていくかが『覚悟』できたら、後悔せずに有意義なものになる。

まわりの行動に流されず、『自分はこうなんだ!』って誓えたら、後に後悔が残りにくいんだと思います。もしかしたら、あえて建築から離れたことに一生懸命になった結果、その行動が人生を左右するきっかけになるかもしれませんよね。

 

 

迷ったら、トライしてみる。すると次なる行動がみえてくる。

とりあえずやってみる。やってみてちがったなら次なる行動が見えてきますよね。

時間はみんな平等に24時間。だからこそ、与えられた時間に何をするか。覚悟が決まると、よりいっそう有意義な学生生活が送れるんだと思います。

 

 

 

Q.将来、建築のしごとをしたいのですが、『学生時代に建築バイトや建築的体験をしたほうがいい?』

A.「学業に差し支えなければ、ぜひやってみるといいでしょうね!長期休暇だけでもお願いすると受け入れてくれるかもしれません。それはそれで良い経験になりますが、くれぐれも無理のないように。」

私も年中、学生バイトは募集しています。長期休暇のみのインターンシップも受け入れOKです。
私がお伝えしたいことは以上です。

 

 

 

なにかわからんことがあったら、聞いてくださいね。たまにinstagramLIVEで相談会もやっているのでね。

あ!案内が。

2/21(水)@福岡市内で『建築系進学相談会』&『建築系就職相談会』やります。

わたしと一緒にしごとしたいとか問いませんので、気軽~にお茶感覚で予約してくださいね~!(90分/人)場所は連絡いただいてから決めます。

※2日以内に返事がなければ、メールが届いていない可能性があるので再送するか、SNSでアクションをください。

 

 

 

 

 

 

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インターンシップって、行くほうがいいのでしょうか?(学生の質問に答えます)

建築を志す学生をこれからも応援したい、私あずです。

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以前から、私のinstagramには、全国の学生から相談が寄せられています。今日は、学生さんからいただいた質問に答えてみまました。

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質問相談『将来、建築のしごとをしたいのですが、学生のうちにインターンシップや建築系バイトをしたほうがいいのでしょうか?』

今回は、お電話にて直接お聞きになられました。さて、早速答えていきましょう。

 

 

インターンシップって、そもそも何?いつ行くもの?

インターンシップの定義はかなり広いので、わたしの目線で解説していくと…

学生や、学校を卒業して間もない人たちが『就業体験』してみることをインターンシップということが多いですね。アルバイトと似ているけれどちょっと違うのは、インターンシップは、ほとんどの場合において報酬が発生しないという『純粋な学びの場』であるということ。

 

 

 

建築のおしごとをしたい学生なら、体験してみると判断材料になるかも。

チェック

就職してから『ナンカチガッタ…。』というミスマッチが多いのが建築業界あるあるなんですよね…。きっと期待値が高すぎることが理由のひとつだと思います。「…え?こんなことも仕事のうちなんだ?!」ということは、もちろんわたしにもありました。業界が変わっても似たようなものかと。

「学生の時に知っていたら、行動が変わっていたかもしれない。」

これは私の本音です。インターンシップやアルバイトにかける時間は、じぶんの『就職』を考える上で、行動選択肢を広げる意味でもとても有意義な時間になるひともいます。わたしもインターンシップやアルバイトで得た経験をもとに、今のじぶんがある。そう思えます。

 

 

ちなみに、私はこんなインターンシップに挑戦しました。

  1. ハウスメーカー主催の1dayインターンシップ
  2. ゼネコン主催の報酬型インターンシップ
  3. 建築材料メーカー主催の選抜型インターンシップ

思い出すとこんな感じ。今に繋がるいい経験になりました。①は、1日単発企画で、今思えばあれは会社説明会に近い感じだったなと。②は、大学先輩の紹介で数回行きました。報酬が与えられるアルバイト感覚でした。でもやっぱり私にはちがうな(都市計画とか規模がでかすぎるな)と判断できる機会にもなりました。③はもっとも面白くて大変なインターンシップで、2週間に渡り参加しました。プロジェクトを任される的なるリアルな企画で、全国から選抜された約10名のメンバーが取り組むのですが、実際にそのインターンシップがきかっけになって就職したメンバーもいます。

でも正直、どんなインターンシップよりも、古民家再生プロジェクトの活動が楽しくてしかたなかったです。

これって、本能なんでしょうね。『住宅や暮らしがすきなんだな』って、じぶんに向き合えるいい体験でした。インターンシップは、どこか参加者とギスギスしているというか… 就職という意味ではライバルなので、そういう敵対する場が苦手な私にはどこも居心地が悪かったのを覚えています。

この茅葺き古民家を、今も再生しています。
この茅葺き古民家を、今も再生しています。

 

 

ちなみに、貴重な『若き時間』。
あえて、専門外のことへ挑戦するのもアリ。

以前のブログにも書いたのですが、若い時間って本当にあっという間。私の大学時代がもう10年前という事実にも驚きますが。

  • 就職に有利になるかもしれないから、何を差し置いてでもインターンシップに一生懸命になる。
  • 就職に有利になるかもしれないけれど、限られた時間だから好きなことや興味が強いことに挑戦する。
  • 器用だから、両方をやってみる。

どれも正解ですよね。不正解はないです。人には人の価値観や構想があるものです。『学校から言われているから…』とか、『みんな同じ方向で頑張っているから…』とか、『大手企業に就職するためにこの学校に入ったから…』とか。

時間をどうやって使っていくかが『覚悟』できたら、後悔せずに有意義なものになる。

まわりの行動に流されず、『自分はこうなんだ!』って誓えたら、後に後悔が残りにくいんだと思います。もしかしたら、あえてインターンシップ以外のことに一生懸命になった結果、その行動が人生を左右するきっかけになるかもしれませんよね。

 

 

迷ったら、トライしてみる。すると次なる行動がみえてくる。

とりあえずやってみる。やってみてちがったなら次なる行動が見えてきますよね。

時間はみんな平等に24時間。だからこそ、与えられた時間に何をするか。覚悟が決まると、よりいっそう有意義な学生生活が送れるんだと思います。

心にゆとりをもってね。
心にゆとりをもってね。

 

 

Q.将来、建築のしごとをしたいのですが、学生のうちにインターンをしたほうがいいでしょうか?

A.「たしかに、行動してみると次なる方向性がみえてくるのでやってみるといいでしょうね!ただ、インターンシップに義務感を感じるようであれば、やめたほうがいいでしょうね。それならば、じぶんが興味のあることや楽しく打ち込めることに時間を使ったほうが、就職試験にもその後の社会人生活にもメリットをもたらすはずですから♡」

今回も少し回答の着地点というか方向性ずれましたが。汗) 私がお伝えしたいことは以上です。

なにかわからんことがあったら、聞いてくださいね。たまにinstagramLIVEで相談会もやっているのでね。

 

 

 

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建築士を取りたいのですが、在学中に取ったほうがいいですか?(学生の質問に答えます)

建築を志す学生を応援したい、私あずです。

ちょっと楽しい家づくり ひまわり工房(広報 設計士)東沙織です。

以前から、私のinstagramには、全国の学生から相談が寄せられています。今日は、学生さんからいただいた質問に答えてみまました。

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【2/12追記】
↓このブログの内容は、LINEにてラジオ配信したので、忙しい方は作業しながらこちらを聞いてもらってもいいかと!ゲームしながらTwitterしながら聞けるよ♪


 

質問相談『二級建築士を取りたいのですが、やはり学生のうちに取っておいたほうがいいですか?』

(実際のメッセージがこちら)

こんにちは、初めまして。今年の春から建築の専門学校に進学するんですが、私が進学するところは 通常は2年制なのですが、二級建築士を取得したい人は3年制にすることもできます。

私は二級建築士を取りたいのですが、やはり学生のうちに取っておいたほうがいいですか?

 

なるほど~!というか、この手の質問もじわり多くて(週2くらいですが)驚きます。さて早速答えていきましょう。

 

 

実は置かれている状況が私の弟とよく似ている

私は3兄弟でして。姉(私29歳)のほかに、妹(27歳)と弟(23歳)がいます。実は3人とも、二級建築士の取得方法が違っています。

  • 私は、4年制大学で建築系学科を卒業して、社会人1年目に建築士を受験しました。
  • 妹は、2年制短期大学で建築系学科を卒業してから専門学校へ1年だけ行き、在学中に建築士を受験しました。
  • 弟は、2年制建築専門学校を卒業してから大学(残り2年間在学)へ編入し、在学中に建築士を受験しました。

有利か不利かは一概に言えませんが、『いろんな取得方法がある』んですよね。

弟と。笑)
弟と。笑)

 

 

 

社会人になってからの勉強はなかなか大変。。

『新人として、あっぷあっぷになりながら日々を過ごす』これと並行して勉強を進める。これってなかなか簡単なことではないんですよね。不器用な私には、本当に大変でした。

「学生の時に二級建築士を取得しときたかった〜!」

これは私の本音です。しかしながら、大学という進路を選んだ私には『卒業しないと受験資格を得ることができなかった』んですね。在学中は、もちろん建築に関わる基礎的な学習や技術も学ぶのですが、あくまで基礎的なことの連続なわけで。どちらかといえば、与えられた4年間にどれだけ面白い人脈を作るかとか、どれだけ学校以外の場所で面白い体験を積むか… そんなことに一生懸命でした。大学生って、『自分の方向性を見つめる時間を与えられている』ような気がします。

一方で、専門学校は学びもストイックに専門的なので、人生の方向性を見つめる…というよりは、『就職に向けて専門性を磨いていく』みたいな側面がありますよね。若くして専門性が決まっている人は、専門学校がより早期就職への近道。同時に、専門学校によっては、在学中の資格取得が可能なところもあります。(今回の質問にあるように)在学年数を増やして在学中に資格取得するのも選択肢です。学生生活は大変かもしれませんが、社会人になる前に資格試験の苦労を終えることができるので、少し荷が軽い社会人になれますよね。在学中に二級建築士の資格取得できるって羨ましい…!

おめでとう

 

 

 

ちなみに、貴重な『若き時間』。
あえて、専門外のことへ挑戦するのもアリ。

若い時間って本当にあっという間。私の大学時代がもう10年前という事実にも驚きますが。

  • 在学中に資格試験を受験できるから、それだけに一生懸命になる。
  • 在学中に資格試験を受験できるけど、限られた時間だから資格試験以外のことに挑戦する。
  • 器用だから、両方をやってみる。

どれも正解ですよね。不正解はないです。人には人の価値観や構想があるものです。『親から言われているから…』とか、『みんな同じ方向で頑張っているから…』とか、『資格取るためにこの学校に入ったから…』とか。

時間をどうやって使っていくかが『覚悟』できたら、後悔せずに有意義なものになる。

まわりの行動に流されず、『自分はこうなんだ!』って誓えたら、後に後悔が残りにくいんだと思います。もしかしたら、あえて専門外のことに一生懸命になった結果、その行動が人生を左右するきっかけになるかもしれませんよね。

 

 

ちなみに、私はこんなことに挑戦しました。

  • 茅葺き古民家再生プロジェクトに参加
  • 建築設計事務所のアルバイト
  • IKEAでのアルバイト(インターンシップ的な)
  • 警備会社でのアルバイト
  • いろんな立場でのボランティア活動
  • 瀬戸内海島旅
  • デザインコンペ出展
  • カメラに没頭
  • 遠距離恋愛とか。。

思い出すとこんな感じ。茅葺き古民家再生プロジェクトは、今に繋がる運命でした。どの経験も今の私の行動につながっています。綺麗ごとみたいに聞こえるかもしれませんが、無駄なことって本当にないんだなと。

この茅葺き古民家を、今も再生しています。
この茅葺き古民家を、今も再生しています。

 

 

 

 

迷ったら、トライしてみる。すると次なる行動がみえてくる。

とりあえずやってみる。やってみてちがったなら次なる行動が見えてきますよね。

時間はみんな平等に24時間。だからこそ、与えられた時間に何をするか。覚悟が決まると、よりいっそう有意義な学生生活が送れるんだと思います。

 

 

Q.二級建築士を取りたいのですが、やはり学生のうちに取っておいたほうがいいですか?

A.「たしかに、学生のうちのほうが無難かもしれません。一方で、学生時間はとっても貴重。何のために時間を使うか覚悟が決まれば、在学中の取得を目指さなくてもその後の行動に後悔が残りにくいと思います。建築士は働きながらでも取得できますが、学生生活はほぼ二度と戻ってきませんから♡」

少し回答の着地点というか方向性ずれましたが。汗) 私がお伝えしたいことは以上です。

 

 

 

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あ!案内が。

2/21(水)@福岡市内で『建築系進学相談会』&『建築系就職相談会』やります。

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文系学生も『建築のしごと』はできますか?(学生の質問に答えます)

がんばる学生を応援したい、私あずです。

ちょっと楽しい家づくり ひまわり工房(広報 設計士)東沙織です。

以前から、私のinstagramには、全国の学生から相談が寄せられています。今日は、高3の学生さんからいただいた質問に答えてみまました。

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質問相談『文系だけど建築に興味がある。進路に迷います。』

(実際のメッセージがこちら)

はじめまして。突然すみません。高3女子です。進路について相談したいことがあってDMを送らせていただきます。
わたしは、家やインテリアに興味があってはっきりと決まっていませんが将来はそれに関わる仕事をしたいと考えています。

間取りも興味があったのですが、どうしても理系科目が出来なくて建築を諦め、他に家に関わる仕事を大学に通いながら見つけようと思い、とりあえず▲▲学部(建築外)を受験する予定です。

進路を調べていく中で、いよいよ出願というときに●●大学の建築インテリア学科とうものを見つけました。文系でも建築士がとれる学科だそうです。でもなぜ理系分野の建築なのに、文系でも建築士の資格がとれるのでしょうか?もし受かったらその学部に進んだほうが住居系の仕事には有利でしょうか?アドバイスいただければ幸いです。

 

なるほど~!というか、この手の質問がじわり多くて(週2くらいですが)驚きます。さて早速答えていきましょう。

 

 

大学卒業後、すぐに住居系のしごとをしたいならば、専門的な学科に進むのもアリ。

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高校生のときはまだ、就職なんてぼんやりとしかイメージがわかないものです。けれど、「住居系のしごとをしたい!」とすでに意思が固まっているであれば、迷わず専門的な学科にすすむと、大学生活の学びへの姿勢も楽しいものになるでしょうし、学びから起こる行動も専門的になっていくでしょうね。一方で、大学が建築系以外であっても、大学卒業後に建築の専門学校へ行き、1~3年間専門性を磨いてから建築のしごとをするひともいますす。また、専門学校へいかずにいきなり建築の世界に飛び込むひともいます。どれも正解です。

有利か不利かは一概に言い切れませんが、『楽しそうかどうか』で選ぶと後悔の念が少なくなると思います。

 

 

 

建築の分野には、土木系(理系)建築と
住居系(文理系)建築がある。

『理系科目ができないから、建築のしごとが出来ない』と最初からあきらめるのはもったいないなと、そう思っています。わたしもそんなに理系科目が得意ではなく、文系のほうが得意でした。でもね、なんの仕事をするにも多かれ少なかれ、理系分野(例:数学や物理)には触れます。意識しないだけで、実は触れているものなんですよね。お金のやりとり年齢計算「四則計算」、物をいかに軽くもつか「テコの原理」とか。

要するに生きることって、理系体験の延長ですよね。

本当に、数Ⅲや数Cや物理の高い理解が求められるのは、『土木系(大型)建築』分野で働くひとたちです。公共建築がわかりやすい例ですね。なので、今回の質問にある『住居系のしごとに興味がある…』ということであれば、そんなに理系科目を頑張りすぎなくてもお仕事はある程度できるようになります。ただし、建築士を取得したい気持ちがあるのであれば、資格試験で問われる一部の分野で、少し苦労をするかもしれません。(私の事例ですが。笑)

 

実は、建築世界で働くひとの多くは、建築の学校を卒業していない。もちろんしごとは素晴らしくできる。

びっくりしますよね。建築の学校を卒業していなくても働けるのです。その事例の一部がこちら。

  • インテリアショップの企画担当や販売士
  • 内装店(カーテン、照明、壁紙…などのショップ)
  • 電力会社、水道会社、ガス会社
  • 不動産店
  • リフォーム店
  • ハウスメーカー
  • 工務店

ええ?!あれ?!途中から「あれっ?」てなりませんでした? そうなんですよね。リフォーム店やハウスメーカー、工務店であっても、建築の学校を卒業していなくても多くのひとがバリバリと働いています。

ポイントは、職種。

営業、企画、設計、インテリア設計士、現場監督、事務、経理… いろいろと建築の世界にも職種はあります。設計や現場監督には確かに建築士という専門的な資格が必要になってくるのですが、そのほかの職種については、必ずしも資格は問われないのが一般的です。なので、結果的に建築の学校に行かない(行かなくても十分にしごとができるひと)が一定数いるんですよね。

 

 

建築の学校に行かなくても、建築士が受験できる。

は?え?はーーー?って感じになりますよね。。受験できちゃうんです。例えばベーシックな『二級建築士』の場合、学歴がなくても、実務経験7年経過すると資格試験を受験できるんですよね。ただ、実務経験の勤務履歴的なる書類がいるので、ご注意を。。

建築士を取得するまでの期間年数
二級建築士試験を受験できるまでの期間(建築技術教育普及センターHPより)

 

 

建築系学科を卒業しても、建築系の就職をしないひともいる。

これって、どの業界にもあるあるですよね。例えば教育学科を卒業したけれど教員にはならずにOLになったとかもよく聞きます。

『必ず専門職に就職することだけが、幸せのすべてではない』ので、銀行員になってもいいし、公務員になったっていい。IT系に従事してもいいし、フリーランスで雑貨を作ってSNSで売ったっていい。「学費を出してくれた親に申し訳ないから、何がなんでも3年間は専門職に就職しなきゃ。」って無理強いして就職することを親は喜ばないと思うんですよね。畑違いであっても、じぶんが出会った『ここでこの人たちと私らしく働く』っていう決意を表してくれたほうが親としてはきっと嬉しいハズです。それは、家業が建築であっても芯は変わらないんじゃないかと。

 

 

建築系の学校を卒業せずに他業界で就職し、その後ご縁あって建築系に転職するひと。この人たちが個性的で面白い!

一方で、まったく違う業界で働いてきたひとたちには、彼らのしごとの流儀があるんですよね。常識を逸脱するような新しい価値観をもっていたりもします。なので、転職では有利に扱われることもしばしば。

『家づくり』というカテゴリであれば、他業界からやってくる人が圧倒的に強みを生かすこともできるんですよね。要するに、(はじめの話に戻りますが)必ずしも理系が苦手であっても、建築のお仕事は楽しんでやっていけるということ。本当に好きだ~!って思えるお仕事なら、じぶんの強み(好きなことや得意なこと)を生かしてどんどん好きになっていけます。

私なら、『発信すること・妄想すること・言葉』これが大好きなので、じぶんの強みを生かした目線での『暮らしの設計士』を努めています。わたしのブログやinstagramがまさにソレですね。

 

 

『建築の周り』のおしごとも面白い。

  • 家具職人、家具企画
  • 材木店
  • 建築資材メーカー
  • ファイナンシャルプランナー(お金のこと)
  • 外構(緑、ガーデン)プランナー
  • 整理収納アドバイス
  • 大学研究室勤務
  • クリエイティブ発信拠点での勤務
  • 建築系ライター
  • 建築系エディター
  • 建築系webメディア、SNS関係

 

必ずしも、『建築を作る』ということだけがすべてではないんですよね。建築の『周りにあるしごと』も面白いものです。『作る』『教える』『伝える』『見守る』いろんな関わり方があります。だから建築って面白い。

 

 

 

私の働き方『暮らしの設計士(広報設計士)』は、以前に取材をしていただきました。取材の模様は、こちらのブログにもまとめています

https://azumasaori.com/himawarikobo/archives/4154

 

 

迷ったら、トライしてみる。すると次なる行動がみえてくる。

フィーリングがあう、あわない。なんかチガウ…。これは一度トライしてみるのが近道です。なので迷ったら、『まずはやってみたい方向へトライしてみる』と後悔がなくなっていくなと、わたしならそう言えます。受験も採用試験も同じで、とりあえずやってみる。やってみてちがったなら次なる行動が見えてきますよね。

そんなわけです。
勉強できなくっても大丈夫やん。
大事なのは、置かれた環境がどこであれ、一生懸命になってみること。

 

 

Q.『文系学生も建築のしごと』はできるんですか?

A.「できます。視野を広げると色んなかかわり方があるので、建築に対してポジティブであってね…!」

 

 

 

なにかわからんことがあったら、聞いてくださいね。たまにinstagramLIVEで相談会もやっているのでね。

あ!案内が。

2/21(水)@福岡市内で『建築系進学相談会』&『建築系就職相談会』やります。

わたしと一緒にしごとしたいとか問いませんので、気軽~にお茶感覚で予約してくださいね~!(90分/人)場所は連絡いただいてから決めます。

※2日以内に返事がなければ、メールが届いていない可能性があるので再送するか、SNSでアクションをください。

 

 

https://twitter.com/azyu_azu/status/956474925799292929

 

 

 

 

 

1月30日までスタッフを募集しています。

↓設計アシスタント兼保育士募集↓

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私は好きなことを仕事にしたのではなく、『好きになろうと努力したら好きになってた』のほうが似合ってる。

こんにちは!ひまわり工房(広報 設計士の)東沙織です。
歯列矯正する歯が痛んだり止んだり、せわしない日々です。。
10月。1年前のちょうどこの頃、人生の中でもなかなか睡眠時間の短い時期でした。様々な考えごとをしていた時期で、眠れない日々が続いていたのを、今、懐かしく思い出しました。

 

 

建築が好きではなかったというと、両親は悲しむだろうけど。

私

実は、私にとって建築の仕事というのは、元来好きで勉強したり進路を決めたわけではありません。(※驚く人、いるよねー!でも、今は大好きです。笑)
それよりも、『もし自営業を営む両親が亡くなったら、残された私たち兄弟はどう生きていくのだろう。』『両親の会社はどうなるの?』・・・という変なプレッシャーと共に、子どもながら長女ながら妙に両親に気使いながら生きてきました。だからかもしれませんが、常に危機感を研ぎ澄まし、兄弟家族に遠慮する気持ちを背負いながら育った気がします。(自分が勝手にね。)

 

5・6歳の頃。クリスマスに両親からもらったプレゼント。後からこっそり見ようとして中身を開けないでいたら、『なんで開けないの?子供らしくない!』って怒られて、「私、恥ずかしいからあとで見ようとしただけなのに。。。」とこっそり悔し涙したけれど正直なことが言えなかったことは、20年経った今でも夢に出てきます。笑)
それくらい子供らしさ無く、家族や周囲の人たちの機嫌を伺いながら日々を過ごしました。

 

●小学生の頃は、人に何かを教える仕事に就きたいと焦がれていました。
●中学生の頃は、一転して、設計士になりたいと卒業文集的なるものに書いてました。
●高校生の頃は、輸出入商社でバリキャリという姿に焦がれるも、やはり建築を志すことに。
●大学生の頃は、問答無用、Uターンで建築就職。。。

 

 

 

自分の意志は一体どこにあるの、、、?

って、
私はほんの1年前まで葛藤し続けてきました。本当の自分の働きたい意志は出しちゃいけないし、考えないようにしようとする偏った思考が働いていました。とにかく極力、働くこと以外に興味関心を持とうとして、多趣味で勉強好きな人になっていった・・・そんな気がします。

したいことに挑戦するために大学・専門学校の希望分野を選ぶ友人が、実は心から羨ましかったものです。建築学生になった私は、『今やるべきことは大学という場において、人の何倍も勉強することだ!』と妙な闘志に変わり、興味のなかったものにでも、積極的にいろんな分野の学問にトライしてました。就職活動も必死で取り組んでいました。就職活動の目的はすべて、将来、自ら人材採用する時のことを考えて、ひたすら大小関係なく会社の役員方に会いに行きました。彼らは何を見て、何を感じているのか、とにかく自らの足を使って、全国行脚しました。夜行バスで行脚したことが本当に懐かしいです。笑)

 

 

 

そんな偏屈な正義感とひねくれた性格ゆえに、、、

ライフプラン

私は社会人になっても、両親が上司でいる状況に、甘んじながらも正直なことが言えず、葛藤の日々でした。『本当はこうしたらいいのだけれど、きっと軽はずみで物事言わない方がいいか。』と、口の外に出かかっている言葉を押しころしていました。
一方でエスカレートするのは、多趣味な自分への投資・闘志。笑) きっともう仕事では一生この調子だから、せめて趣味の世界で大成したい!という欲求が加わり、全力でした。汗)

雑誌に自分の写真作品を載せてもらったり、新聞に自分のボランティア活動の記事が載ると、めっちゃ嬉しかったことを覚えています。

 

 

 

 

そんなある時・・・ちょうど1年前。

本当に偶然の巡り合わせで、私の隠れていた闘志を目覚めさせてくれる人たちに出会いました。(変な宗教やらではありませんぞ。)偶然って、必然で。それまでの私の人生で出会っていた人たちと数珠繋ぎでずーーーっと繋がっていたんです。その時確信しました。

私の人生のどこを切りとっても、無駄な瞬間なんて1つもなかったんだと。全て、意味のない時間ではなく、必然の時間だった。失ってしまったと思えた人でさえ、女神として目の前に現れるということ。

 

 

 

気づけば、なりたい自分に近づけていて、振り返れば、すべて、最愛の時間だった。

茅葺きと私

自分の性格も行いも、すべて意味のあるものだった。
私の人生を掛けた命題の1つである『好きな仕事ってなに』という問いに対して、瞬く間に答えを導き出せたことに、驚かずにはいられません。

 

私は好きなことを仕事にしたのではなく、
『好きになろうと努力したら、好きになっていた』のほうが似合ってる。
・・・っていうのは、実はこういう意味だったんです。

 

誰しも、子どもの頃から憧れていた 好きなことを仕事にできることは、幸せなことです。
けれど、人は皆、十人十色で、いろんな紆余曲折があるもの。
したいことがあっても、いろんな事情でできない人もいる。
好きな仕事が何なのか、幸せが何なのかわからない人もまた、大勢いる。

 

今の私が言えるのは、
焦らず今目の前にある、無意味かもしれないモノコトであっても取り組んでいれば、いずれ数珠繋ぎで答えを導き出せるというコト。
ただ、本当にやりたくなかったらやらない選択肢もある。また、無理に目的を作ろうとしなくてもいいし、見繕う必要もない。
自分の過去・現在の何気ない当たり前の行いが、未来の自分を創っていっているんだ
ということが言えます。

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大変なこともあるけれど、仕事を好きでいられることは、本当に幸せです。
これはやっぱり、縁する方に恵まれたおかげだと、そう感謝を感じます。