踏切線路沿線の土地、旧来のつきあいへの不安。この土地買うべき?
なかなかディープな相談をいただいた、私あずです。
こんにちは!ちょっと楽しい家づくり ひまわり工房(暮らしの設計士)東沙織です。
今日も、悩める子羊さまから質問をいただいたので 答えてみます。
Contents
【質問】購入したい土地の見解と、担当建築士への伝え方
要約すると…
◉いいなと思う土地があるが、線路踏切がちかい
◉旧来からある付き合いに、少々の不安
◉担当建築士へ 案出しが上手く伝わらない
などなど。
ということでしょうか。さて、答えてゆきましょー!
前提条件として、土地探しについては、次の記事にておまとめ中
それぞれの、リンク先に飛びます~✈
土地の呪縛。土地と建物は同じ販売会社である必要は……ないです。
お墓の近くの土地を買おうと思います。どう思いますか?
【土地購入の時】売出し金額以外に必要なチェックたち。
さてまず、線路踏切がちかいことへの考察
線路や踏切が近いという状況。つぎのことを確認してみたいですね。
- どれほどの頻度で、車両が通過するのか?
- どんな時間帯に、車両が通過するのか?
- どんな車種の、車両が通過するのか?
- 高架橋や迂回できる道など、移動ルート手段は?
- 騒音は、どれほどのものか?
- 洗濯物は、屋外干しできそうかどうか?
まだほかにもありますが、まずはざっとこんな感じ。
特に、[ワンマン電車]なのか、[新幹線]なのか。通過する車種によっても、まるで住み心地は変わります。 高速鉄道や新幹線の場合は、高速通過する時の音と振動が 課題にあがりがちです。 たとえば家の地下に新幹線線路が通過する場合、鉄道会社と特別の取り決めを行い誓約書なるものを提出することもあります。
途中、質問にあった[鉄粉]についてですが。これまでひまわり工房でも何度か鉄道沿線に家を建築してきましたが、築25年以上経った家の外壁であっても、通常の経年変化(色褪せやシーリングの縮れ)で留まってくれています。
じつは、線路近くという立地問題以前に、[鉄粉]については、どの現場でもおこる可能性が0ではないもっと大切なことがあります。 それが、建築中施工時の刻み鉄粉による[もらいさび]。こちらのほうも じつはデリケートな問題に感じていて。(わたしは。)
建築というのは、一般的に現場でも鉄素材を刻むシーンがあります。 その際の職人さんの「後片付け」という心配りひとつで 課題は解消するものです。
話はもとに戻りますが。
昼間と夕刻、夜間、それに平日と土日。 購入しようとする土地は、いったいどんな周辺環境の変化があるものなのか。実際に何度か足を運んで知ってみるのも無難ですよね。
旧来からある付き合いに、少々の不安
築年数10年を超える家々が建ち並ぶエリアなど、すでに隣保の空気感ができあがっている場所へ住み替えする場合。 旧来から住んでいる人たちは、一般的には[迎え入れてくれる姿勢]であることは多いです。
ところが、新たに家が建つことで日当たりや風通りがわるくなったりするなど、不満を思う人もすくなからずいるのも、これまた事実。 これは新規分譲地であれば、一斉に新しいお家が建ち並んでゆくので、こういった負担はほぼなく フラットなつきあいをスタートできますよね。
とはいえ、すでに隣保の空気感ができているほうがルールに従うだけだからラクだとか。世代が離れているから頼りやすかったり、何かと隣保のおつきあいを先輩住人が引っ張ってくれやすかったりと。 いいこともあるんですよね。 そこに住む人次第でもありますが。
担当建築士へ、案がうまく伝わらない
これは、
写真を、複数枚用意して伝えると、
課題クリアしやすいです( *´艸`)
結構、何枚か事例をあつめて伝えるのがポイントです。 そして、『こういうのはチガウンデス』という事例も、同時に伝えるのがより理解が深まりやすいものだと自負しています。
動画でも、まとめてみました。
クリックしていただけると、このお話をまとめた動画がみれますよ~◎
https://twitter.com/azyu_azu/status/1218537282333896707?s=20
さいごに決めるのは、建築士や営業さんの手腕ではなく、じぶんたち自身。
どんな理由であれ、じぶんたち家族がOKであれば、それは正解だということ。
悩まれていたら、ぜひまずは無料相談会にてご相談くださいね( *´艸`)
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投稿者プロフィール
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1988年生まれ。相生市出身。有限会社ひまわり工房取締役 広報&設計担当建築士。幼い頃からものづくりが好きで、武庫川女子大学で建築を学ぶ。並行して、西宮市船坂地区の築200年古民家再生プロジェクトに携わる。気づけば茅葺き民家に夢中になり、『茅葺き女子』と呼ぶように。この体験が私の住宅設計の原点。朽ちる中にも『美』を感じるものが好きで、私もそんな人生を築きたいと思う今日この頃。休暇はもっぱら島&村旅計画。2017年からDIYワークショップ(イベント出店型)始めました。
■instagramにて、『暮らしのアイデア』毎朝投下中
■instagramLIVEにて、『暮らしの質問』毎週金曜22:00に解説中
■LIMIAにて、『暮らしづくりのレシピ』執筆中
■LINE LIVEにて、『建築学生応援ラジオ』配信中
■YouTubeにて、『声で聴くブログ あずの車窓から』配信中
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