2階に洗面スペースを計画する時の、メリットデメリット
2階に水まわりを計画することについて話しておきたい、わたしあずです。こんにちは!ちょっと楽しい家づくり ひまわり工房(暮らしの設計士)東沙織です。《プロフィールはこちら》
『2階に水まわり』とは、トイレ/お風呂/キッチン/手洗い器/外用水栓… などなど。便利ではある一方で、留意点もあります。 今日はなかでも『洗面スペース』にしぼってお話をしてみます。
Contents
洗面スペースは『1階だけ』にあることが、多い
2階建てのお家を 例にします。
【1階】くつろぎのLDK、洗濯および浴室空間
【2階】洗濯物干し、子ども室や寝室などの就寝空間
こういうおうちって、注文住宅や建売住宅関係なく、一般的に今も多いですよね。就寝空間は2階にあるにも関わらず洗面スペースは『1階のみ』という事例もこれまた多いのも事実。
「さぁ就寝だぁ!」っていう気分で寝室のある2階に移動したにも関わらず、『あぁ、歯磨くの忘れた…。』という経験、あり…ませんか。笑)
【質問&回答】大人のあなたは、いつ、夜の歯磨きをしますか?
Instagramにて、フォロワーさんがせっかく4万人ほどいらっしゃるので、質問をさせていただきました。
【1】王道の回答 『寝る直前に歯を磨く』
まさに、合理的ですよね。そのまま寝室に直行GO! とはいえ、前述したように、「歯磨くの忘れた。。」とならない前提でのお話です。 寝室がある階に小さくてもいいので、歯を磨けるスペースがあると理想的ですよね。
【2】多かった回答 『風呂に入る前』
これも次いで得票数高かったです。(別に投票制ではないですが。笑)
【3】意外と多い回答 『お風呂で歯みがき』
番外編かなくらいに思っていたら、この意見『お風呂で歯みがき』をする方も多かったですね。 ある意味合理的! 一緒に流してしまうのですから。
実際、24時間限定でこのアンケートとっているのですが、どこかのタイミングで集計すると かなり2~3位に食い込む回答だとおもいます。笑)
【4】そのほか複数あった回答 『髪と一緒の考え方』
これまた、合理的考え方。髪を乾かす前後という回答。 髪と一緒に組合すという事例はたしかにわかりえる。 『髪乾かしたら、もう寝よう』という動線でしょうね!
【5】興味深い回答 『15分以上はみがき』『複数回に分けて歯みがき』
集計をとっていると、ふだん何分くらい歯みがきしているのかという『分数』をおしえてくれる方も続出。5分、10分、15分、20分… 様々な意見が飛び交いました。
『食後するのがっつり歯みがき』+『就寝直前の簡単みがき』という事例も3件ほど回答ありました。 個人的にはこの方法が気に入りましたね。 わたし自身も、歯列矯正を行っている時代はこのやり方だったのを思い出しました。再び実行しようと思います。笑)
【回答を総評すると】歯を磨くタイミングは実にさまざま。
理想論をいえば、寝室階に小さい洗面空間があればベストですよね。
2階にも洗面空間をつくるときの留意点
まず、2階に水まわり(今回でいうと洗面空間)のある家というのは、最大のメリットとして、就寝との流れがスムーズということが言えますね。 ベランダやバルコニー、窓掃除などで水がほしい時にもスムーズだと言えます。
デメリットは、漏水のリスクが0ではないということ。また、水道工事や設備投資費用がかさむ点も言えますね。 とはいえ、維持点検ができる計画をしたり、設備投資費用も抑えられるお品もあるので、あまり窮屈に考える必要はなさそうです◎
水まわり関連で、【2階】に計画した事例
2階にトイレを計画する
2階に水まわりの代名詞、『2階トイレ』
寝室がある階には必ずあってほしいと…焦がれるものですね。とはいえどんなメリットやデメリットがあるのか、くわしくはこちらのページにて。
→ 『2階にトイレをつくるか悩んでいます…』 という、ご相談がありました。(答えますね♩)
2階にキッチンを計画する
2階に水まわりの… というか2階リビング時あるあるの選択。『2階キッチン』! こちらもメリットデメリットはあります。我が家も実は2階キッチン。リアルな状況など…くわしくはこちらのページにて。
補足も含め、いかがでしょうか?
いち意見として参考になれば幸いです( *´艸`)
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投稿者プロフィール
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1988年生まれ。相生市出身。有限会社ひまわり工房取締役 広報&設計担当建築士。幼い頃からものづくりが好きで、武庫川女子大学で建築を学ぶ。並行して、西宮市船坂地区の築200年古民家再生プロジェクトに携わる。気づけば茅葺き民家に夢中になり、『茅葺き女子』と呼ぶように。この体験が私の住宅設計の原点。朽ちる中にも『美』を感じるものが好きで、私もそんな人生を築きたいと思う今日この頃。休暇はもっぱら島&村旅計画。2017年からDIYワークショップ(イベント出店型)始めました。
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