家づくり。営業されるのが怖くて二の足を踏んでいます。

こんにちは!ちょっと楽しい家づくり ひまわり工房(広報 設計士の)東沙織です。《プロフィールはこちら》

 

こんな質問がありました。

(以下質問者 mさん)
建築予定は数年後で今は準備期間中です。マイホームで採用したいもの、間取りなど自分の中で考えている段階です。

質問なのですが、『家づくりって、何から始めたらいいのでしょうか。』 完成現場見学会や住宅展示場など見て回りたいのですが、その後の営業が怖くて 二の足を踏んでいます。

私としては、ある程度、自分の中でお家のことや住宅ローンのことなど調べておきたいのですが、何をどうしたらいいのかわかりません。

お答えいただけたらラッキーと思いながらお持ちしています。

ふむふむ。お悩みをまとめると、

  • 家づくりに興味がある。
  • 見学会などへ行って情報収集したい。
  • 一方で、営業さんに追われるのが嫌。
  • 事前にできる家づくりの勉強や下準備とは?

といったところでしょうか。 それでは、答えていきましょう!

 

 

世の中の『住宅営業マン』のイメージとは。

一般的に、住宅とは人生において高価な買い物。 購入する人は、ふつうの買い物とは違う感じで臨まれますよね。 それって、販売する人もふつうの買い物とは違う感じで臨んでいる…と思います。

住宅展示場を見て回ったあと、必要以上に家に訪問されたり。電話がかかってきたり。間取りをいきなりもってこられたり。 そういう体験をされる方もいますよね。

一方で私はというと… お客さんを日々追いかけまわすほどの余力を持ち合わせていないというか…。日夜訪問されても嬉しくないと思っているので、遠慮しています。。(じぶんがされて違和感あることは…じぶんもやりたくないという純粋な想いです。。

 

 

事前にできる、家づくりの下準備や勉強とは。(見学編)

土地

建築予定土地の有無にもよるのですが、今回は『土地がある前提』でお話していきますね。

土地なしで悩んでいる方は、一旦こちらの記事も合わせてどうぞ。
→ 土地探しは、全条件パーフェクトではなく、受け入れられるかが大切◎

 

 

住宅見学会や展示場を見る。

注意すべきは、じぶんが暮らす上で現実的な建物を見学すること。ドデカイ建物や、億円する建物は、買う意思がなければ見た後ササっと消化すること。

また、「全くあなたに興味なくて、ただ立ち寄っただけ。時間つぶしなの…」の場合は、アンケートを書く時に『建築中/契約中』に遠慮なく〇を書き入れること。これは、じぶんにとっても、相手会社さまにとっても賢明な行動ですね。 あいまいな書き方をしてしまうと、その後、営業マンから追われる可能性が高まりますね。。

 

 

事前にできる、家づくりの下準備や勉強とは。(お金編)

住宅ローンを勉強する。

住宅会社の見学会を見ていると、お家の価格というのがなんとなく分かってきます。(聞いてもいいですよね。) そうすると、『じぶんたちはいくらの家を建てることができるのか』という疑問が湧いてきますね。

そこで、流れとしては、住宅ローンを検討している銀行や機関で『仮審査』を行います。 すると、現在どれほどの住宅ローンを借りられて、毎月の支払額がいくらなのかが明確になります。

できれは仮審査をされる前に、『お金の整理』をやっておくと賢明ですね。→くわしくは 「住宅ローンを通すには、何からしたらいい?」

 

住宅ローンについての分かりやすかった本を紹介しておきますね。

住宅ローンの本2018版
住宅ローンの本2018版

一戸建て住宅派のひとにも 分かりやすい構成でした。

 

 

事前にできる、家づくりの下準備や勉強とは。(両親編)

実際、両親に言わないまま家づくりをスタートされる方もいます。その理由を聞くと、『親が出てくるとややこしくなる。』といった答えが多く… お気持ちを察します。。

とはいえ、両親を味方につけておくと、『資金援助』や『土地援助』などを受けられることもありますね。 なかなか言いにくいことかもしれませんが、『家建てようと思うんだよね。』の一言は計り知れないものがあります。

 

 

下準備するに越したことはない。

たしかに、準備するほどいい家になるかもしれません。 一方で、情報収集に凝りすぎてしまい、しまいには情報量に揉まれ苦しむ方も数多く見てきました。。

ほどほどという適量が難しいのが家づくりの準備、勉強です。 『誰か信用できる担当者や設計士に出会いたい』という思いをもって家づくりを進めていくと、意外と心おちつきやすいのかもしれませんね。

東沙織

 

 

今日の記事を読んだ方へオススメ記事

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相場よりも少し安い『細長い土地』を購入するときの留意点。

 

 

 

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投稿者プロフィール

伊藤 沙織
伊藤 沙織
1988年生まれ。相生市出身。有限会社ひまわり工房取締役 広報&設計担当建築士。幼い頃からものづくりが好きで、武庫川女子大学で建築を学ぶ。並行して、西宮市船坂地区の築200年古民家再生プロジェクトに携わる。気づけば茅葺き民家に夢中になり、『茅葺き女子』と呼ぶように。この体験が私の住宅設計の原点。朽ちる中にも『美』を感じるものが好きで、私もそんな人生を築きたいと思う今日この頃。休暇はもっぱら島&村旅計画。2017年からDIYワークショップ(イベント出店型)始めました。

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