ファンが多い理由が…わかりました。(お引き渡しの日のこと)
引渡しをする度に目頭が熱くなる、私あずです。
ちょっと楽しい家づくり ひまわり工房(広報 設計士)東沙織です。≪プロフィールはこちら≫
赤穂市にて、kさま邸のお引き渡しをさせていただきました。
Contents
お引渡しの日の流れ
できれば吉日。平日でも土日でも構いません。ご家族お揃いで新居にお越しいただきます。 セレモニーめいたことをさせていただき、新居での施主確認(契約に基づく家づくりができているか)を今一度確認していただきます。
というよりは、この日までに何度も家に来られている方がほとんどなので、改まって当日長く時間をかけて施主確認される方は…少ない傾向ですね。
そして、新居の中で引渡しに関連する書類を説明させていただきます。同時に、書類にご署名(サイン)をいただきます。
無垢材や仕上げ材などの経年変化のお話。アフターメンテナンス時期のお話をさせていただきます。そして最後に玄関の鍵の扱い方法をレクチャーして… お引き渡しは終了となります。ここまで約1時間~1時間半ほど。
今回お手伝いさせていただいた、kさまとの思い出
ひょんな出会いから、わたしたちひまわり工房に興味をもってくださいました。たしか… 弊社のお施主hさま宅をご覧いただいた時の目の輝きがハンパなかったのを、今でも覚えています。
『あの家、すごく良かったです!』
出会い初めの頃、そんなお言葉をいただきました。同時に、そうか…家に興味をもっていただけたけれど、私たちにはあまり興味を持たれていないのかな。。と思う気持ちも、わたしは ちらほら抱いていました。
といいつつも、ありがたくご契約をいただき、ぶじに建築着工。工務店であるわたしたちからの設計アドバイスや提案を受け入れられる『素直さたるもの』は、胸を打たれるものがありました。
素直なひとは損をするのではなくて、
一生涯にわたって徳を積める。
そんなことを、kさま家族から わたしは教わりました。今すぐの損得勘定に身を任せるのではなくて、一生涯のお付き合いになる家づくり。そう思ったときに、『素直であること』って、後々の関係性にも影響するものです。
こんなメッセージもいただきました。
嬉しいメッセージをくださり、ありがとうございます。
家づくりは、『子育てとの両立』である方がほとんどです。それはそれは、ご家族にとって大変な大仕事だと、いつもそう感じます。 また、家づくりは、引渡しという時間的リミットもあります。
思うように行動してくれない子どもたちをよそに、家づくりはどんどん進行します。決めごとの〆切もやってきます。 子育てしながら共働きの方は、自宅であらためて家づくりの話をもつ時間すら難しい方も多いです。
そういう状況に、一番やきもきしているのはきっとご主人以上に奥さまなのかなと… どんなご家族に出会っても、わたしは例外なく感じています。
今すぐじゃなくて、あと3年経つと、子育てと仕事との両立にも慣れてきて、家づくりも冷静にできるのになと思うことも… わたしは正直あります。けれど、家賃や家のローン年数、学校区のこと、いろんな諸条件ゆえに『少しでも家をはやく建てる』という選択をされることも正解の1つです。
今回のkさまも、まちがいなく大変なことは多かったと思いますが、結果的に笑顔で引渡しができたことを、わたしは心から嬉しく思います。
これからがお付き合いのはじまり
ひまわり工房のオーナーであることが誇りであれるように。これからも距離感を大切に、お付き合いできればいいですね。
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投稿者プロフィール
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1988年生まれ。相生市出身。有限会社ひまわり工房取締役 広報&設計担当建築士。幼い頃からものづくりが好きで、武庫川女子大学で建築を学ぶ。並行して、西宮市船坂地区の築200年古民家再生プロジェクトに携わる。気づけば茅葺き民家に夢中になり、『茅葺き女子』と呼ぶように。この体験が私の住宅設計の原点。朽ちる中にも『美』を感じるものが好きで、私もそんな人生を築きたいと思う今日この頃。休暇はもっぱら島&村旅計画。2017年からDIYワークショップ(イベント出店型)始めました。
■instagramにて、『暮らしのアイデア』毎朝投下中
■instagramLIVEにて、『暮らしの質問』毎週金曜22:00に解説中
■LIMIAにて、『暮らしづくりのレシピ』執筆中
■LINE LIVEにて、『建築学生応援ラジオ』配信中
■YouTubeにて、『声で聴くブログ あずの車窓から』配信中
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