『目が合わないキッチン』もまた、幸せの形なんだよね。

1年前、収納の女神である『近藤典子先生』の塾へ通っていた私あずです。

ちょっと楽しい家づくり ひまわり工房(広報 設計士)東沙織です。

先日、大阪にて、聴講に参加した時、なるほどなと思うことがあり、まとめてみました。

 

 

今回のテーマは、キッチン!
キッチンレイアウトについて近藤流を伝授いただきました。

キッチン

対面キッチンであることだけが 幸せじゃない。
壁に面しているキッチンにもメリットはあるのよ。例えば、子供が親に言いたくてもいえないようなことも、視線が別々にあると言えたりするんだよね。

拙い説明でごめんなさい。。。汗)

何が言いたいかというと、対面キッチンというのは、概ねリビングダイニングに面して配置するスタイル。そうなると、常にリビングダイニングにいる家族と目が合いやすくもなる。

すると、本音で言いたいことも… 見られて話すとなると遠慮しちゃう。子供は特に。

一方で、壁面キッチンだと、目線が別々なので、本音なことをポロっと言えてしまうというお話でした。

 

 

回想…
例:ある日の東家のシーン。※舞台はキッチン

あず13歳『中学なったし、おこづかいあげてほしいな…。新しい友達とも遊びに行きたいし。そうじ手伝うから… いいやんね?』

(あずの視線は、床を向いている。)

母『んーそうかー。ちょっと考えようか。。父さんに相談やな。』

(あずの視線は、母の機嫌をチラ見している。)

こういうシーンあったー!!!

おこづかい以外にも、こんなシーンがありました。
●新しい塾に行きたい時。
●進学校に行きたい時。
●女子友達とうまくいかない時。
●好きな男子の話をしたい時。
●自分専用の携帯がほしくなった時。
●どうぶつの森をするためのゲームボーイがほしくなった時。
●大学受験をしたいという宣言をする時。
●妹弟の何か悪だくみをばらす時。(性格が露呈…笑)
●新しい服を買ってほしい時。

けっこうあったー。

 

 

調理している母の姿をみつつ…

キッチン

我が家は、窓に面してキッチンがレイアウトされている感じ。

キッチン背面にはカップボードが鎮座。そのあたりにお菓子入れの大きな入れ物(通称「ミッキーの缶」)がありました。座るにもいいサイズ。

そこに座って、落ちのない話を永遠やっていたように思います。

今も時間さえあれば、ミッキーの缶に座ってしまいますし、妹も弟も同じです。

 

『目が合わないキッチン』もまた、幸せの形。

対面だけが幸せの形じゃないのは、自分が一番知っていました。( *´艸`)

 

 

 

 

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投稿者プロフィール

伊藤 沙織
伊藤 沙織
1988年生まれ。相生市出身。有限会社ひまわり工房取締役 広報&設計担当建築士。幼い頃からものづくりが好きで、武庫川女子大学で建築を学ぶ。並行して、西宮市船坂地区の築200年古民家再生プロジェクトに携わる。気づけば茅葺き民家に夢中になり、『茅葺き女子』と呼ぶように。この体験が私の住宅設計の原点。朽ちる中にも『美』を感じるものが好きで、私もそんな人生を築きたいと思う今日この頃。休暇はもっぱら島&村旅計画。2017年からDIYワークショップ(イベント出店型)始めました。

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