【回遊動線】 どうして回遊動線にしたいのかを考えてみる。
キッチン通路について考察したい、わたしあずです。
こんにちは!ちょっと楽しい家づくり ひまわり工房(暮らしの設計士)東沙織です。
今日は、Instagramにてフォロワーさんからいただいていた質問に ふれてみます。
こんな質問がありました。



たくさんの言葉を束ねてメッセージをしてくださっているのですが、今回はあくまで下記2点をポイントにして考察続けていきたいと思います。
【要点1】 回遊動線を期待したい
【要点2】 キッチン背面は、引戸で隠せるようにしたい(冷蔵庫も含)
【わたしのポリシー】 前提条件を再び確認。
セカンドオピニオンとまではいきませんが、わたしは [別の設計士さんの作図]に触れることは とてもとても神経をつかうので。 めったにこういう質問には応答しません。汗)
とはいえ、すごく気になるテーマでもあり この度のInstagramLIVEとブログでの掲載を前提に 考察を承諾しました。 著作権などに抵触しないかは事前にフォロワーさんへ確認済。
ダイニング~キッチンの回遊動線
わたしが【ダイニング~キッチン】に回遊動線を検討する時、イメージとして 以下図面のように計画することも できます。
(※オレンジ色の矢印が動線イメージ)



そして本題へ。
結論をいうと、いま検討されている間取り計画は ある意味 的確。 とはいえ、質問者さんは「回遊動線」・「キッチン背面収納」を優先順位とされている様子。
このことについて、あえて補足できるとしたら。そう考えてみた考察がこちら。

バルコニーがはね出し(壁から突出するタイプ)でも計画可能ならば、LDKに広さが確保できますね◎ 同時に、木造在来軸組工法の場合、緑色のあたりに柱など主要構造部分で補強したい狙いはあります。
こうすることで、キッチン左右両方が回遊動線可能となりますね。 回遊動線のイメージ写真は、上へスクロールしていただき…少し前の写真をご覧ください( *´艸`)

優先順位は?
- 回遊動線の使用感を優先とするか
- コンパクトなおうちの規模を優先とするか
どちらが優先順位高いかで 答えが導きだせたりもしますよね◎
もし回遊計画したとて、片方の動線をまったくつかなわないようであれば、むだになることもあるので。 『どうして回遊動線にしたいのか』を慎重にシミュレーションをして 判断されるのがいいと思います。
さいごに。
以前、同様の内容をおまとめてしていたので、 『扉付きのキッチンバック収納』については、こちらのブログを参照ください。 今回も要望のなかには、キッチンバック収納は実現可能かと判断しました( *´艸`)
今回のご質問者さんにとっては、やっぱりあくまで建築してくださる建築会社さんの担当者さんが 家のことをいちばんに時間をかけて熟慮して伴走してくださっているはずです。
わたしの今回のお話は参考程度に。 あくまで、担当設計士さんの総合的な判断が最も根拠としてふさわしいので、どうかご理解いただければ幸いです。
素敵な暮らしの器ができますことを、心より願っています。
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