傷つくことを当然化せず、幸せの気づき方と、築き方を知るために。今、目の前にあるチャンスを掴んだ!

こんにちは!ひまわり工房(広報 設計士の)東沙織です。
今日の地震、改めて身に起こる災害に対して、あまりにも軽んじていることを痛感しました。
被災地に暮らされている皆さまのお心が少しでも早く落ち着きますことを願っております。


さて、実は私、水曜は上京しており、今後の私と私たちひまわり工房の方向性をぐっと確かめる、大切な時を過ごしていました。(twitterをご覧の方はご存知でしたよね・・・!)

 

 

いったい、この業界は何に向かって戦っていて、
自らの一生をかけて、誰と何を守ろうとしているのか。

2020年。圧倒的に家が建たない時代が来ます。間違いなく来ます。まさしく住宅氷河期。
背景は諸説ありますが、①住宅取得者層の圧倒的減少 ②住宅ローン金利が今のような異常的低水準ではなくなってしまう ③増税の影響 ④さらに諸々・・・
今の時代は、実はまだ幸福にもその過渡期であり、ぬる暖かい時期なのです。

そんな時代の過渡期。私たち工務店や建築屋さんの経営者やビジネスリーダーにとって、どうやって過渡期を超えていくのかを、それぞれ考えることが今のトレンドだったりします。

 

 

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「戦う」
という言葉。1年前の私は、結構嫌ではなかったんです。(あ、相見積もりとかいう戦いはやはり今でも嫌というか寂しい気持ちになりますけどね。笑)
建設業界に安定という言葉は絶対ありえないってずっとそう思っていました。だから余計に、どうやって勝ち残っていくかとか、サバイブしていくかとか、そういうことに毎日、毎日板挾みになりながら過ごしていたので、日常化しており嫌というか慣れてしまっていました。

とはいえ、一時期、どうやって勝ち残るのか。真面目に本気で考えていました。日中どんなに楽しいことがあっても夜になったら怖くて眠れなくて。仕事をすることで興奮する気持ちを抑えていました。
まるで映画「野火」のように、今まで体験したことのないことまでやらなきゃ生きていけないんじゃないのかとか。そんなことまで考えていました。
自分の想像力にゾッとします。恐ろしいですよね。。。汗)

 

 

 

戦術や差別化・囲い込みをすることが本当の幸せなのか?!
・・・と私は考えています。甘いと言われてもなお。

ケンカ部屋のある家

今回、尊敬する素晴らしい社長方の過渡期からの変化、そして現在までの姿をお披露目いただく中で、どの方からも大変貴重な学びになりました。過去の傷も含めてここまでお披露目できることって、どの人でもできることではない。だからこそ、心からありがたかったです。懇親会の席も、心から笑えて、本当に幸せの渦の中で、自分を客観視できました。

一方で、私はきっと、登壇された社長方と全く同じことはやれないし、できない。やったとしても、きっとまたどこからともなく現れた人たちに真似っこされて仕返して、その連続で心と体が疲弊してしまうことがわかっているから。

 

戦術や差別化・囲い込みがもたらすこと・・・

こうした見えない闇に翻弄されて、傀儡されて、一生を生きて行くなんて辛すぎる。社長だからあらゆる攻める戦術を身につけなきゃいけないって、誰が決めたの?!囲い込みって、お客さんはマウスじゃないよね。(お前も社長になるとわかるよ、と言われるのだろうか。)
戦うことなく、幸せって、気づけないものかと。
戦うことなく、幸せって、築けないものかと。

傷を当然化せずに、自分の独自的価値で、自分とお客さんの両方が幸せになれる方法がある。間違いなくあるとずっと、そんなことばかり考えてしまいました。

 

 

 

 

だから私は、今、目の前に来た瞬間的なチャンスを逃さない。

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だから、私は11月から何度か広島へ向かいます・・・!(安心してね、合計5日ね。)
たったこの1年で、私の仕事に対する価値観を根本から楽しい方向へ変えてくれた藤村先生の元で、人生かけて大成していく礎を築いてきます。私は一生、独自的価値を大切にして生きて行く。薄っぺらくとも私が28年間生き重ねてきた体験は、誰にもコピペすることはできない。だから、大丈夫と自分に言い聞かせて、広島へ向かいます。

 

戦うことなく、目の前の幸せって、気づける。
戦うことなく、目の前に幸せって、築ける。

傷を負うことを当然化せず、自分の独自的価値で、私とお客さんの両方が幸せになれる方法がある。間違いなくあるとずっと悩み続け、祈り願い続けていたら出会ったのだから、大丈夫。

 

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ほら、こんなに、
せわしなく楽しいのだから・・・!

 

 

 

 

投稿者プロフィール

伊藤 沙織
伊藤 沙織
1988年生まれ。相生市出身。有限会社ひまわり工房取締役 広報&設計担当建築士。幼い頃からものづくりが好きで、武庫川女子大学で建築を学ぶ。並行して、西宮市船坂地区の築200年古民家再生プロジェクトに携わる。気づけば茅葺き民家に夢中になり、『茅葺き女子』と呼ぶように。この体験が私の住宅設計の原点。朽ちる中にも『美』を感じるものが好きで、私もそんな人生を築きたいと思う今日この頃。休暇はもっぱら島&村旅計画。2017年からDIYワークショップ(イベント出店型)始めました。

■instagramにて、『暮らしのアイデア』毎朝投下中
■instagramLIVEにて、『暮らしの質問』毎週金曜22:00に解説中
■LIMIAにて、『暮らしづくりのレシピ』執筆中
■LINE LIVEにて、『建築学生応援ラジオ』配信中
■YouTubeにて、『声で聴くブログ あずの車窓から』配信中

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