モノも土地もコンパクト化しているこの頃・・・ 家も小さくなる傾向にあります。
こんにちは!ちょっと楽しい家づくり ひまわり工房(広報 設計士の)東沙織です。
今日は過去の人気ページを再び掲載させていただきますね〜!
最近、ミニマリストさんがご相談にくることがじわりと増えてきています。そうでなくても、物をあまり持たない方、増えてきています。
例えば、ハイツやコーポの収納もあんなには必要ない・・・という方も普通にいます。物に執着がないとはこのこと!すごい!
Contents
ここ最近、売りに出る土地もコンパクト化しています。
顔を測っているのではありません。敷地を測量しているのです。。汗)
ここ最近、西はりまエリアの土地もコンパクト化されていってます。
50坪を切るような土地が日々、当たり前のように売りに出てきます。私が暮らしを設計する立場として『土地選び』で大事にしていることは次の通り。(一部だけご紹介)
●自転車を含む、車やバイク(所有数)が入るか →もしもの事は過剰に判断しない
●車の運転が上手いかどうか →縦列駐車が可能かどうか。
●ゴミステーションの位置と距離
●日の入り、風の入り加減はどうなのか
●その他もろもろ・・・
いろいろ考えると、50坪の土地が大きすぎる場合もあります。大は小をかねると言いますが、それでも税金はかかります。泣)
私は、土地を探している方に、こんな質問をすることがあります。
『将来、両親のどちらかとお住まいになる可能性はありますか?』と。
「同居の可能性なしです!(潔くきっぱり)」の場合、私は50坪を超えるような大きな土地を探されることを止めることもあります。
逆に、「同居の可能性あり」の場合は、土地で余裕を作っておくか、建物で余裕を作っておくか・・・そんなお話をしながら、50坪を超える土地が望ましいかどうかをアドバイスさせていただきます。
ここ最近の設計、家も暮らしもコンンパクト化しています。
LDKの間取りをパパパッとおひろめしちゃいます。
これまでのご相談者さまへ提案した設計を一部ですが公開しちゃいます。
※これらのプランは既に変更依頼を受けていて、別プランとなったため、この度公開をしています。あ、あと、機械的な図面じゃない点、ご了承くださいね。笑)
まず、LDK約12帖 の場合・・・ (収納含まない面積です)
(4人家族の設定)
こちら、2階リビングの設計です。
2階に上がったらダイニングキッチンが広がります。
さらに、スキップフロアを上ったら、リビングが広がります。
さらにさらに、リビングから続くタタミコーナーは小上がりになっています。コンパクトなのに、居場所がたくさんあって、面白いでしょ?!(自分で言うなよー!笑)
約12帖のLDKでも、こうして過ごすことができます。
LDK約14帖 の場合・・・ (収納含まない面積です)
(4人家族の設定)
こちらは、1階リビングの設計です。
一般的で、オーソドックスなよくある提案の1つですね。
キッチンの後ろ側に水回りが広がるので、ながら家事がしやすいのが特徴です。
廊下面積が少なくなる点はいいとして、このケースの場合、対面配置だとキッチン空間が丸見えになるのが課題点です。これをクリアするためには、対面配置をやめて、キッチンを90度右回転させてあげるスライドキッチンレイアウトがオススメです。(※次の例を参考に。)
LDK約15帖 の場合・・・ (収納含まない面積です)
(4〜5人家族の設定)
こちらは、1階リビングの設計です。
最近、ご依頼が増えてきている・・・スライドキッチンのレイアウトです。キッチンでご飯作って、そのままダイニングテーブルにパパッと配膳するみたいな感じです。
14帖であっても、5人家族が暮らすための居場所作りは可能です。
居場所があちこちにあると、付かず離れず、ちょうどいい距離感でいられますね。
LDK約16帖 の場合・・・ (収納含まない面積です)
(5人家族の設定)
こちらは、1階リビングの設計です。
ワークスペースがあったり、タタミコーナーがあったり、それぞれの居場所がありますね。課題点は、対面キッチンの真横からLDKに入ることになると、キッチンが丸見えになるので、パーテーションなどをする配慮があってもいいなという点です。それでも、水回りにシュッと移動できるのは嬉しいですよね〜!
ちなみに、ソファを置かない設定です。座卓や座椅子の暮らし。コンパクトです。小さくまとまってて、私も好きな暮らし方の1つです。
こちらのプランは大きく変更しましたが、最後まで気にってくださってました!汗)
5人家族でもLDK20帖不要説?!
結局のところ、
持ち物の量によって家の大きさは比例します。
LDKの大きさも同じです。
ほとんどが、持ち物の量で決まると私は思います。
どれだけ広い家でも、収納場所が広ければ、また物は増えていく。使いもしない私物ならぬ、『死物』が増えていきます。。。この死物を置く面積のために税金払っているんだと思うとまじ悲しくなってきます。。。泣)
賢明な暮らしの設計、アドバイス・・・私も努めさせていただきます。
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