大好きな船坂を訪ねて、原点を思い出す。私が量産型住宅ではなく、工務店に憧れるのはきっと・・・

こんにちは!ちょっと楽しい家づくり ひまわり工房(広報 設計士の)東沙織です。
先日の休暇は、大好きな工務店のおなかまとお友達と、秋を楽しんでいました。

 

思い出の地、西宮の船坂へ向かいました。

以前から、ずっと前から約束していた場所へ。大切な友人たちと向かっていました。行き先は、兵庫県西宮市山口町船坂地区。ここは私が約7年前まで頻繁に?通っていた場所です。

私の趣味は、茅葺き古民家再生
その現場のある町なのです。
最近、活動参加できてないんですが。涙)

2年に1度、西宮船坂ビエンナーレという芸術祭が開催されています。今年はその開催年。わくわくの気持ちで向かいました。

 

 

 

 

『くしゃっ。』という足音で、秋を感じる。原色に広がる山の色を見て、秋をたしかめる。

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今は使われていない、廃校である小学校の教室を使って、様々なアートが彩られています。
子どもも、大人も、みんな楽しめる、そんな体験型イベントです。

 

 

 

 

ボロボロになっても伝え続けられる、私たちの勲章、、、涙)

囲炉裏に座りながら、私たち古民家再生活動の変遷も見ていただけます。
笑える10年間でした。10年か〜!って、驚いてしまいました。

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私たちが現役大学生の頃に作ったパネルがまだ現役で使われている・・・!
嬉しいね!地味に嬉しい!笑)

 

 

 

 

私が量産型住宅会社ではなく、工務店に憧れるのはきっと・・・

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私、めっちゃメンチきってますが、いたって眩しいだけかと思います。笑)

あ、茅葺きしてますね〜!やはり、茅が屋根になるって、何度考えてもすごい。分厚い分厚い屋根が家を守ってくれている。人間がこの世からいなくなっても、勝手に土に還っていく。真理そのもの。

 

茅葺きって、本当に手間ひまかかります。でもだからこそ、とても愛おしくなる。だから、あっという間に完成してしまう量産型の住宅には、なんとなく寂しい気持ちを抱いてしまいます。。工務店の中にも色々ありますが、こうして人の手を感じられる家や暮らしを手がけるところに、とても 素朴的な贅沢感を感じます。心が豊かなことが私にとって贅沢だと言えます。単にお金をかけることだけが贅沢とは言わないと・・・私はそう思います。

 

そんな、忘れかけていた原点を思い出し、またシャキッとするワタシでした。
近々、私に面白い(?)ポジションをいただけるようで、気持ちも新たに、古民家族への愛が深まったそんな1日。鬼嫁?お局?そんな感じのポジションだと理解しています。
うざキャラ的な感じなのかな、これは・・・笑)

 

古民家再生プロジェクトについて→ 古民家族

芸術祭について→ 西宮船坂ビエンナーレ

 

 

 

 

 

 

気になる方はこちらもどうぞ…うしし♩


  

投稿者プロフィール

伊藤 沙織
伊藤 沙織
1988年生まれ。相生市出身。有限会社ひまわり工房取締役 広報&設計担当建築士。幼い頃からものづくりが好きで、武庫川女子大学で建築を学ぶ。並行して、西宮市船坂地区の築200年古民家再生プロジェクトに携わる。気づけば茅葺き民家に夢中になり、『茅葺き女子』と呼ぶように。この体験が私の住宅設計の原点。朽ちる中にも『美』を感じるものが好きで、私もそんな人生を築きたいと思う今日この頃。休暇はもっぱら島&村旅計画。2017年からDIYワークショップ(イベント出店型)始めました。

■instagramにて、『暮らしのアイデア』毎朝投下中
■instagramLIVEにて、『暮らしの質問』毎週金曜22:00に解説中
■LIMIAにて、『暮らしづくりのレシピ』執筆中
■LINE LIVEにて、『建築学生応援ラジオ』配信中
■YouTubeにて、『声で聴くブログ あずの車窓から』配信中

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