持ち込み家具と、造作家具。場所別でのオススメ解説

家具について考察したい、わたしあずです。
こんにちは!ちょっと楽しい家づくり ひまわり工房(暮らしの設計士)東沙織です。

 

 

「収納棚を造作(ぞうさく)してくれませんか?」 という質問は日頃から多くいただきます。 ただ、どこでもあちこち造作しまくると、のちのちの模様替えに支障をきたしたり、造作は基本的にオーダーメイドの提案のため、費用も増大するんですよね。

そこで今日は、できる限り造作したい気持ちはくんだうえで、『しいていうならばココがオススメ』という わたしの独断と偏見まじりでおまとめしたいと思います。

 

 

 

造作・造作収納でオススメなのがこちら

【1】リネン収納

家事室にある[収納棚やメモを書き留める机]になるもの。
家事室にある[収納棚やメモを書き留める机]になるもの。

脱衣室あるいは、脱衣室周辺にある室内物干し部屋。 またはリネン収納。

これらの収納棚には、日々使うタオルや下着、肌着などを主に収納できるようになっているます。 もちろん、既製品のスチールラックを設置してもいいかもですが、できれば耐荷重も期待できるような棚で 空間に無駄なく作りこむのもオススメです◎

 

 

 

【2】ダイニングカウンター

棚
上部に棚、下部に作業カウンター

上部と下部に構成がわかれていますが、あくまでどちらかだけでもGOOD!

もちろん、もちこみのテーブルを設置するのも選択肢としてはアリですけれどね。

上部の飾り棚は、DIYでも作れそうな予感はありますね◎

 

 

 

【3】ダイニング周辺の可動棚収納、そしてニッチ

ワークスペース
ダイニング背後に、収納棚

天井いっぱいまでもれなく収納したい人にオススメです。 さりげなくロールスクリーンで隠すこともできるので、持ち込み家具にはできない柔軟さがありますよね◎

さりげなくテーブル横に計画された『ニッチ』。こちらも建築と同時でないと あとからリメイクすることは難しいものです。 用途が決まっているようであれば、造作オススメです。

 

 

持ち込み家具でも、代用できるもの

【例】玄関の飾りカウンター

玄関のカウンター
玄関のカウンター

こちらは、ちょっとした置物程度なら、無印良品にある壁に着けられる家具シリーズもオススメです( *´艸`)
↓こちら↓

壁につけられる家具シリーズ
壁につけられる家具シリーズ

 

 

 

【例】トイレの小物収納

トイレの収納
トイレの小物収納

こちらは、カウンターと併用で使えるアイテム。山崎実業さんの素晴らしい1品( *´艸`)
↓こちら↓

山崎実業のトイレ収納
山崎実業のトイレ収納

 

 

おまとめ

 

造作するという行為は、いざ地震などの揺れが起こっても『転倒防止』につながります。 ただし、収納しているものたちは滑り落ちる可能性ありますが。

『大きな家具類が壁にくっついている』ということの安心感を優先されるなら、まずオススメです。

また、『空間を無駄なく使いきりたい』と思う方にもオススメです。 ですが、模様替えが好きな方だったり、家族の成長に合わせて家具を使いかえたいと考える人には、一度立ち止まって計画を考えてみるのもオススメです。

もしかして、造作でつくりこむよりも、その時々の用途に合わせて既製品を購入されて設置するほうが、賢明な選択になることもありますから( *´艸`)

 

 

 

 

 

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投稿者プロフィール

伊藤 沙織
伊藤 沙織
1988年生まれ。相生市出身。有限会社ひまわり工房取締役 広報&設計担当建築士。幼い頃からものづくりが好きで、武庫川女子大学で建築を学ぶ。並行して、西宮市船坂地区の築200年古民家再生プロジェクトに携わる。気づけば茅葺き民家に夢中になり、『茅葺き女子』と呼ぶように。この体験が私の住宅設計の原点。朽ちる中にも『美』を感じるものが好きで、私もそんな人生を築きたいと思う今日この頃。休暇はもっぱら島&村旅計画。2017年からDIYワークショップ(イベント出店型)始めました。

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