私には、いつが自分の臨終かわからない。けれど、明日が、只今が、この瞬間が、臨終だとしても悔いがないように生きたい。

こんにちは!ひまわり工房(広報 設計士の)東沙織です。
先日は、姫路市大津区にて、構造見学会でした。土日はずっと事務所を離れていたので、
月曜火曜は、その分の挽回をしておりました・・・!

 

5年ごしになる人もいれば、スピーディーな人もいる。

いよいよ、たつの市tさま邸がご契約を迎えます。準備も着々、じわじわと進めています。およそ、5年越しのお家づくり。私もその間、頭と心が、うんっと成長できました。人に頼ってばかりいた立場から、頼られる立場に変わってきました。今のほうが、多面的多角的に様々な見方ができます。

 

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どれだけ、私がラブレターを重ね重ね贈っても、もらう側というのは、その方にはその方の、家族には家族のタイミングや時間があります。だから、私は、出会ってからある程度の期間は『そのあとのことが気になるので』、ごきげんようレターを送ります。けれど、だいぶと音沙汰がなくなってきた頃合を見て、そっっと、そ〜っと距離を置きます。

だって、受身の立場からすると、いつもいつも電話が来ても怖いですし(そもそも私は必要以上に電話をしない派)、もしかしたら、その家族には今、別の案件で非常事態かもしれない。もしかして、どなたかがご病気にでもなられたのかもしれない・・・などと、いろんな展開を予想します。

だから、必要以上に迫らないし、『今、ぶっちゃけどうですか?!』なんて、デリカシーのないことは聞かない。その方のタイミングをじっと、じーっと待ちます。すると、不思議なもので、『あのお〜、、、』とある日ひょっこりとお電話やメール、メッセンジャーが入るものなのです。

 

1年でも、5年でも、私はたぶん、待っていると思う。
これはどこか・・・恋愛と似ています。ふふ)

 

 

 

 

これいったい、どこの見学会だっけ?
・・・私は、それくらいのレベルでいいんです。

今回も、ご縁ある方々にお礼状をお送りしました。
あ!初めてお会いした方にはこのお写真のカードをお送りしました。場合によっては、メールの方が都合がいいという方もいますし、別の案件と一緒にお礼をお送りした方もいます〜◎

このカード、いったいぜんたい、どこのイベントのカードだよ?!って、まさにそんな感じですよね。笑)・・・それくらいでいいんです。このザラザラ感や器の感じ、いいでしょ。笑)そして私おおすすめ家具屋さんの情報つき。こんなカードですので、もらった人、困るかなぁ〜。いやむしろ、テンション高まってほしいな!

 

 

 

私には、いつが自分の臨終かわからない。
けれど、明日が、只今が、この瞬間が、私の臨終だとしても悔いがないように生きたい。

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ある時、大切なお客さまと距離を置いていたとしても、忘れなることはありません。それよりむしろ、『あのぉ〜、、、』と再びお声がかかった時に、当時よりもさらに私自身が成長できていれられるように・・・! そう思ってなりません。

 

臨終の気持ちで目の前にことに全力投球で毎日を過ごしてたら、私の思いがけないタイミングで、5年ごしのお仕事なんてものもあるものです。
きっと、5年前の半熟な私よりも今のほうが、きっとtさまとは良い時間を過ごせそうです。きっと今がご縁を紡ぐのに、最適なタイミングだったんだろうと、今ならそう思えます。

 

私は、明日、この世からいなくなるかもしれない。
誰しも、明日、必ず生きられるという約束はない。
だからこそ、今目の前にあることを大切にしたいし、これから先のことも大切にしたい。

 

そう思って毎日を過ごしてきたから、紡ぎ出されたこのご縁は、必然のものだったと、そう思えてきます。感謝。。

 

 

 

 

投稿者プロフィール

伊藤 沙織
伊藤 沙織
1988年生まれ。相生市出身。有限会社ひまわり工房取締役 広報&設計担当建築士。幼い頃からものづくりが好きで、武庫川女子大学で建築を学ぶ。並行して、西宮市船坂地区の築200年古民家再生プロジェクトに携わる。気づけば茅葺き民家に夢中になり、『茅葺き女子』と呼ぶように。この体験が私の住宅設計の原点。朽ちる中にも『美』を感じるものが好きで、私もそんな人生を築きたいと思う今日この頃。休暇はもっぱら島&村旅計画。2017年からDIYワークショップ(イベント出店型)始めました。

■instagramにて、『暮らしのアイデア』毎朝投下中
■instagramLIVEにて、『暮らしの質問』毎週金曜22:00に解説中
■LIMIAにて、『暮らしづくりのレシピ』執筆中
■LINE LIVEにて、『建築学生応援ラジオ』配信中
■YouTubeにて、『声で聴くブログ あずの車窓から』配信中

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