吹き抜けの音やにおいは、気になりますか?(答えます)
吹き抜け(吹抜け)について考察したい、わたしあずです。
こんにちは!ちょっと楽しい家づくり ひまわり工房(暮らしの設計士)東沙織です。 『吹き抜け』は憧れる方も多いですよね。 一方で、課題点もあるので、今日はそのあたりを 実例交えてお話します。
Contents
吹き抜けとは、そもそも何のためにあるのか?
[吹抜け]メリット
⚫︎とにかく、開放感 解放感 が心地いい。
⚫︎休日などはゆったりと家時間を長く楽しみたい方には似合いやすい。
⚫︎解放されているだけで、暮らしに重厚感がある。
⚫︎吹抜けを見上げる時、2階個室に面して『窓』をつけると、絶妙な家族の距離感を作ることもできる。
⚫︎吹抜け上部の壁に窓を作ると、煙突効果と言って、風が下から上に流れて行きやすい。
⚫︎リビングに暖炉を採用される際は、吹抜けを通じてその暖気が2階へと上がっていき、各部屋へも流れて行きやすい。
[吹抜け]課題点デメリット
⚫︎吹抜けをという言葉だけに、穴をあけるのだから床もなくなるし「お値段安くなるのでは?」と思われがちですが、吹抜け部分の『壁天井に関わる施工手間』を考えると、決して費用はお安くはないです。涙
⚫︎お掃除も決して、簡単ではない。涙
高い位置に窓を作ると、風が抜けやすくてオススメ。一方で、お掃除が難しい位置なので、配慮が必要。ex長めのモップで掃除するとか。
⚫︎開放感を希望される方は『透明窓』にされますが、汚れると太陽の反射で汚れが目立つ。なので、ズボラさんは、汚れが目立ちにくいように吹抜け窓を『かすみガラス/スリガラス』にされるケース多。
⚫︎空調管理に配慮が必要。適切な大きさの冷暖房機器を入れられているか。さらには、ファン(天井用扇風機)をつけるなどの冷暖房拡散効果ができるようにしているか。ここ大事です。
⚫︎間接照明になりがちなので、暗くなりやすい。気持ち多いくらいの照明量でもいいくらい。
⚫︎階を超えた生活音がたしかに…伝わりやすい。
吹き抜けは、なくても過ごせるけれども。
『吹抜け』を採用されるか悩まれる方も多くいます。 ひまわり工房のお客さんと吹抜けはどこか相性がいいのかもしれません。
とはいえ、「吹抜けがなくても生活することは可能」なので、暮らしを豊かなにする装置のようなものだととらえていただくのがよさそうです。
大切なこと、おまとめ
①とにかく、家時間を楽しまれる志向の方にはたまらなく憧れるもの。
②付かず離れずここちいい距離感でいられる。
③ただ、初期費用と維持にカクゴが必要。。
④デメリットももちろん多いので、住まい手自身に心のゆとりがないとつらいね。せっかちな人は吹抜けやめたほうがいい。
⑤生活音はたしかに伝わりやすいけど…吹き抜け真直下&爆音でTV見るとかじゃなければ許容範囲だと思われる◎
『フゥ♩』ふと天を見上げたくなる家。こうやってまた明日への活力になれば、吹抜けは最大限の効果を発揮してくれることでしょうね◎
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◆日時:2019年6月1日(土)、6月2日(日)
午前10:00~午後4:00(完全予約制)◆会場:赤穂市三樋(みつひ)町15 付近
◆完全予約制です
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投稿者プロフィール
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1988年生まれ。相生市出身。有限会社ひまわり工房取締役 広報&設計担当建築士。幼い頃からものづくりが好きで、武庫川女子大学で建築を学ぶ。並行して、西宮市船坂地区の築200年古民家再生プロジェクトに携わる。気づけば茅葺き民家に夢中になり、『茅葺き女子』と呼ぶように。この体験が私の住宅設計の原点。朽ちる中にも『美』を感じるものが好きで、私もそんな人生を築きたいと思う今日この頃。休暇はもっぱら島&村旅計画。2017年からDIYワークショップ(イベント出店型)始めました。
■instagramにて、『暮らしのアイデア』毎朝投下中
■instagramLIVEにて、『暮らしの質問』毎週金曜22:00に解説中
■LIMIAにて、『暮らしづくりのレシピ』執筆中
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■YouTubeにて、『声で聴くブログ あずの車窓から』配信中
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