「いいね」ボタンは押すのでなく贈るもの。でももっと大切なこととは。

3月29日。大阪でのエクスマ(マーケティング)セミナーにて登壇させていただきます。 ちょっと楽しい家づくり ひまわり工房(広報 設計士)東沙織です。

今日は少しだけ…当日どんなお話をさせていただくのかを ネタバレしないほどにまとめてみました。が、元々まじめな性格が言葉になると かっちかちな感じになっちゃいました。そのあたり、温かく読み進めてくださいませ~~。汗)

わたしは、好きで今のしごとを始めたわけではなかった。

東沙織プロフィール

誰しも、『はじめから好きなしごと』と言い切れるわけではなくて。わたしも葛藤を抱えつつ家業での時間を過ごしていました。  東日本大震災(2011年)以後、世間的に住宅の買い控えが続き、何をやれども期待する来客反響が低迷なまま時間だけが過ぎていきました。これは私たちの会社だけではなく、多くの企業が苦しんでいました。

わたしは味気ない広告をせっせと作る日々。反響を待つがイベントに来たのは同業者。どういうこっちゃの状況下。

せっかくいただいた新築案件も、競合他社との安売り合戦状態であっけなくご縁が散りゆくことも。 果てには、わたしが作図した図面をそのまま完全コピーされた家が、『しらないうちに他社で建築』されることもありました。 唇をぐっと噛みしめても涙すら出ない状況の下、途切れずにいただいていたリフォーム工事をこなすことが 当時の希望でした。

『本当にわたしがやりたかったことって、今のようなことなの?』

そんなことを口が裂けても言えない雰囲気の中、わたしは、ひまわり工房の取締役になりました。2016年3月1日。27歳。 周囲は結婚ブームでしたが、わたしはその頃長くお付き合いしていた方と別れ、同時に何か…妙な覚悟が生まれたような気がします。

 

 

出会ったのが『エクスマ』

『エクスマ』(エクスペリエンス・マーケティング)を知るきかっけは、相生市でエステサロン「ラ・ジュネス山手倶楽部」を営む山下小百合さんのブログをこっそり拝見していたことです。

なぜこの方はこんなに楽しそうにお仕事をされているのだろう。 なぜ全国から「会いたい」「遠くても施術してほしい」というファンが集うのだろうかと不思議でした。

小百合さんは『エクスマ』の要素をおしごとに取り入れておられ、『じぶんの価値』を毎日ブログで発信されていたことも信頼に繋がっていることを…後で知りました。 そしてわたしは、小百合さんに背中をポンっと押されるようにエクスマ塾へ足を運びました。

 

 

 

エクスマ塾では、経営戦略を学ばずに?

塾の様子はこんな感じ
塾の様子はこんな感じ

エクスマ塾では、経営戦略を学んだり戦略をたてるのとは少しちがいます。 経営者もいれば、いちスタッフのようなひともいて不思議な出会いでした。

これまでのじぶんを振り返り、これからどうしていきたいのか… 避けてきた過去と向き合い、億劫に思いがちなこれからのじぶんと向き合います。そういう真理的なことにも対峙します。

おしごとをする上で当たり前に人として大切なこと、時間をかけて向き合っていく時間を過ごします。

『じぶんのことを、お客さんになってもらいたい人にもっと知ってもらおう。』 ということで、時代の発信方法に伴い、SNSの使い方レクチャーもあり、とても楽しい時間だったのを今でも思い出します。

 

塾での時間で気がついたのは…

お客さんが本当にほしいものは、
家ではなく『豊かな暮らし』。

こういうことなんだと。

 

 

 

わたしができることを探してみた

 

ちょうど、エクスマを学ぶ仲間の中に建築屋さんがたまたまいたことから… エクスマを学ぶ工務店が集って勉強会を開催することを始めてみました。 第1回目、岐阜県羽島のナチュールホームさんで行った時、とてもありがたい話を耳にしました。

有村社長
有村社長

「これからは、Instagramをやってみるといいですよ。」

鹿児島県で工務店『住まいず』を営む有村社長(11.5代目)の一言でした。 えぇ?インスタがそんなに使うといいものなの?!と半信半疑に思う一方、その日から毎日更新することを決意。 ちょうどその頃の私のフォロワーは1000人前後でした。

 

 

 

今では3万人以上の方がフォローしてくれている

instagram
instagram

インスタを再びスタートしてからもうすぐ2年。 有料広告を出さなくても、1人運営でも関係性(じぶんのファン)を築けることを自分の行動で知りました。 むしろ、誰が運営しているか中の人(人間味)がわかるので、わたしは関係性の築きやすさを感じます。

3万人の人たちのうち、熱狂的なファンもいて。遠い場所から勝手にひまわり工房を応援してくれているという集団もいます。笑) 本当に嬉しいことです。  ファンの皆さんは商品ではなく、『あずさん(わたし)』を推してくださるので、信頼以外の言葉では語れません。感謝です。

 

「いいね」というリアクションボタンを、死ぬほど誰かに押しまくると…たしかにそのうち相手からリアクションはあるかもしれません。 けれど、わたしはそういう偽善行為でいただくリアクションはなんだかちがうなと…。「いいね」ボタンは、心を込めて贈るものだと思っています。 そう思って ただただコツコツと関係性を築いてきました。

 

「いいね」というリアクションの多さよりも、コメントしやすい『〇〇づくり』ができているかどうか。

「フォロワー数」よりも、『○○の数』を意識できているか。

見てくれている相手に『反応○○』ができているか。そしてその方法は…?

 

 

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エクスマ大阪セミナーでは、このあたりを 動画も交えながら具体的にお話していきます。 家のような高価な品物でもファンは生まれました。手の届きやすい価格のお品やサービスを提供されている方にも参考になると自負しています。

ファンっていうのは、じつは社員の一人でだって築くことができるんです。『ファン=コミュニティ』というのは、じぶんも働く楽しさを感じるとともに、会社に大きく貢献することにもつながるんですよね。

ぜひ、経営者さんや後継者さんだけでなく、事務員さんや現場スタッフさん… 若手の方にも可能であればお声がけいただければ嬉しいです。

 

 

というわけで、3月29日のエクスマセミナーに登壇いたします

東沙織
東沙織

※[2月24日加筆しました]

エクスマ出版セミナーin大阪 についてのツイート

https://twitter.com/azyu_azu/status/1099162025136074752

 

高価な買い物である家づくり。わたしたちを選んでいただくために、相手の立場になって心がけていることを 少しだけお話させていただきます。

メインでお話されるのは、エクスマ創始者『藤村正宏先生』です。

誰でもできるけれど、きっと全員はやらない。わたしのファンになってもらう、とってもシンプルな3つのこと。
経営者さま、後継者さま、スタッフの方にもヒントになると思います。 お役に立てる情報をお届けできるように努めるので、ぜひ聴きにきてくださいね♩

3月29日(金)エクスマ出版セミナーin大阪 【詳しいページこちら】

 

 
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投稿者プロフィール

伊藤 沙織
伊藤 沙織
1988年生まれ。相生市出身。有限会社ひまわり工房取締役 広報&設計担当建築士。幼い頃からものづくりが好きで、武庫川女子大学で建築を学ぶ。並行して、西宮市船坂地区の築200年古民家再生プロジェクトに携わる。気づけば茅葺き民家に夢中になり、『茅葺き女子』と呼ぶように。この体験が私の住宅設計の原点。朽ちる中にも『美』を感じるものが好きで、私もそんな人生を築きたいと思う今日この頃。休暇はもっぱら島&村旅計画。2017年からDIYワークショップ(イベント出店型)始めました。

■instagramにて、『暮らしのアイデア』毎朝投下中
■instagramLIVEにて、『暮らしの質問』毎週金曜22:00に解説中
■LIMIAにて、『暮らしづくりのレシピ』執筆中
■LINE LIVEにて、『建築学生応援ラジオ』配信中
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