暮らし手宅見学会を開催する意味。それは、隠しきれない経年変化のリアルを感じてほしいから。
こんにちは!ひまわり工房(広報 設計士の)東沙織です。
今日は、暮らしを見学!!と題して、【住まい手宅見学会】をさせていただきました。
休む間もなくすべての方とお話させていただきました。心から「お疲れ様〜^^!」と自分に言ってあげたい。いや、それ以上に、暮らし手さんであるOさまに、心から感謝。
Oさまとの信頼関係がないと、ここまで一生懸命になって協力してくれません。本当に、私たちひまわり工房への愛を感じました。(;_;)
無事に終わったー!4つの家族さまとのお話が無事終わりましたー*(^o^)/*
最後の方とお話したのは【パン屋の手紙】という書籍について。
私の大切な人生の書です。この書籍について話せるなんて、私はなんて幸せなんだ。感謝。 pic.twitter.com/8ciphtysiY— 東沙織 @あず【暮らしの設計士+生配信パーソナリティ #あずLIVE 】 (@azyu_azu) October 8, 2016
新築住宅・リフォーム・リノベーションを検討するときにすること。それは、総合展示場に行って、家を見ることが多いものです。また、新築完成見学会に行ったりとか。。。これは決して間違っていないですし、賢明な選択の1つだと思います。
けれど、よく考えてみたら、おかしなこともあります。。。
●総合展示場の家は、そもそも現実的な大きさではない。億越えもする豪邸もあるものです。
おそらく、リアルではないのは確か。
●新築完成見学会って、それは、最も綺麗な状態を見ているのです。でもそれって、1年・3年 後どうなるか、気になりません??
私は以前から、この点についていつもモヤモヤしていました。新築完成見学会においては、私たちももちろんやっているので、疑問というよりも、こうやってフォローしているというお話です。
暮らし手(住まい手)さんがお話する、そんな見学会。
私たちは、住んでから何年か経つお施主さまにご協力いただき、住まい手宅見学会を催します。不定期開催ですが、毎回、ご好評をいただいております。その後、ご感想を聞くとこんな声をいただきます。
●住んでいるからこそ、わかることがある。
●無垢材使うと、どのような変化があるか、めちゃわかる。
●どんな物が増えていくのか、教えてくださって良かった。
●お手入れだとか、メンテナンスの現実を知れて、良かった。
●新築当初と違い、住んで何年か経ってから言えるホンネを聞けて良かった。
●どんなことで苦労されているか、喜ばれているか、聞けて参考になる。
こんな感じで、様々なウレシ意見が出てきます。
『夢ばかりではなく、現実を見ておくことで心の準備をしていてほしい。』と、私はそんな思いも込めています。今日、皆さんのお心には、何が刻まれたことでしょう。
ハタチの女性のお顔は、飾らなくてもすっぴんでも美しいです。
アラサーの女性は、少々、お化粧をしますよね。
アラフォーの女性は、日々のお手入れが欠かせません。
アラフィフの女性は、過去のお手入れが行き届いていると、逆に艶やかさすら感じます。
家も、女性のお顔とよく似ています。
新築(すっぴん美人)ばかりで美しさを決めるのではなくて、
経年変化した家を見て感じて、良さを理解してほしい。
そんなことを、日々考えています。
さぁ、次回の暮らし見学会はいつになることか。。。
みたい!というお声が上がったら、また考えます😁
投稿者プロフィール
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1988年生まれ。相生市出身。有限会社ひまわり工房取締役 広報&設計担当建築士。幼い頃からものづくりが好きで、武庫川女子大学で建築を学ぶ。並行して、西宮市船坂地区の築200年古民家再生プロジェクトに携わる。気づけば茅葺き民家に夢中になり、『茅葺き女子』と呼ぶように。この体験が私の住宅設計の原点。朽ちる中にも『美』を感じるものが好きで、私もそんな人生を築きたいと思う今日この頃。休暇はもっぱら島&村旅計画。2017年からDIYワークショップ(イベント出店型)始めました。
■instagramにて、『暮らしのアイデア』毎朝投下中
■instagramLIVEにて、『暮らしの質問』毎週金曜22:00に解説中
■LIMIAにて、『暮らしづくりのレシピ』執筆中
■LINE LIVEにて、『建築学生応援ラジオ』配信中
■YouTubeにて、『声で聴くブログ あずの車窓から』配信中
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