人間のお顔がしわくちゃになることと、家の経年変化って似ているなぁと思います。
こんにちは!ちょっと楽しい家づくり ひまわり工房(広報 設計士の)東沙織です。
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自然素材のハードルが下がっていて、なんだか嬉しいです。
ここ最近、お見積りをする時、そのほとんどが自然素材思考ということに嬉しくなります。
このどちらも味わい深くて、私も好きです。
塗り壁、想像以上に汚れますからね〜!って、私しつこく言っちゃいます。しつこくてゴメンです。笑)
例えば屋外部分。
一般的な考え方でもっても、湿気がこもりやすく暗所になりやすい 北側なんて、施工したての状況を維持するのは難儀なことです。
というより、塗り壁でなくても、汚れない材料はないです。汚れても目立ちにくいだけなんですよね。
後で「あらら・・・」とならないように、自然素材を検討されている方にはわりと何度も何度もメッセージを伝えています。
自分尺度で完璧を求める方には、きっと自然素材は似合わないと私は思います。
経年変化をネガティブにとらえがちな方は、新建材の方がいいかもしれません。
完璧と言うよりは『こんなもんやん〜♩』という方には、自然素材は似合うと私は思います。(アズ論です)
経年変化をポジティブにとらえる方には、私は自然素材を積極的におすすめします。
老婆は、重ねた歴史にこそ深い価値があって、それだから一層美しく感じる。…自然素材に似ていますね。
100歳を超えてシワひとつないおばあちゃん。・・・そんな人は私は見たことがありません。探したらいるのかな?? いたとしても、かなり少数ですよね。ほとんどの人はきっとしわくちゃになりますよね。
でもね、例えば顔がしわくちゃになるって、たくさん表情筋を動かして笑ってことですよね。それってめちゃくちゃ幸せなことだなぁって、私は思うんです。シワを重ねた人にしかわからない深い深い価値がそのシワには刻まれているんだと・・・私は強くそう思います。
だから、自然素材もいっしょ。
雨風紫外線を365日受け続けていたら、私たちが日焼けをしたり風邪をひくのと同じように、家にも変化が出てくるのは当たり前のことだと思います。完成当時のままピッカピカな家って、ありえないんですよね。むしろ、こ、怖いです・・・。汗)
だから、経年変化を怖がらずに、お顔に笑いシワがひとつ増えることのように前向きに向き合ってほしいなと・・・そんなことを思います。あ。雨漏りが起こった時は別ですよー!汗)
↑私がこんなことをお話ししていても・・・
『うんうん』って、うなづいてくださるご家族に恵まれて、私も幸せだなって、今日もまた笑いシワが増えそうです。
自然素材とは、あくまで人が自然界の賜物をおすそ分けしてもらっている・・・
この気持ちを忘れたくないですね・・・・☆
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投稿者プロフィール
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1988年生まれ。相生市出身。有限会社ひまわり工房取締役 広報&設計担当建築士。幼い頃からものづくりが好きで、武庫川女子大学で建築を学ぶ。並行して、西宮市船坂地区の築200年古民家再生プロジェクトに携わる。気づけば茅葺き民家に夢中になり、『茅葺き女子』と呼ぶように。この体験が私の住宅設計の原点。朽ちる中にも『美』を感じるものが好きで、私もそんな人生を築きたいと思う今日この頃。休暇はもっぱら島&村旅計画。2017年からDIYワークショップ(イベント出店型)始めました。
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