初めましてのその瞬間、内定を出したくなるような人に出会ったお話。
福岡にて、就職面談と…IKEAツアーをやってきた私あずです。
ちょっと楽しい家づくり ひまわり工房(広報 設計士)東沙織です。
わたしの休日開催をお願いしたために、平日開催でしたがとてもディープな2日間でした。
Contents
建築学生相談会in福岡。
↓相談会についての記事はこちらに書いていました。
https://azumasaori.com/himawarikobo/archives/4529
当日、福岡へ降り立ったわたし。目的は、悩める建築学生相談会。
日々、建築系進学や建築系就職を志す学生が私宛DMなどで相談してくださっていて。なんとかリアルの場でお話できないものかなと常々考えていました。そんな矢先、ちょうど『IKEAツアーを福岡でやってほしい』という声もあり、「それならば、福岡へ行こう!」と決めたわけです。
就職相談にて。ある女子学生の出会いがものすごく衝撃的でした。
わたしが先に待ち合わせの店に到着していて、その女子学生が後から入ってくる状況。ガラガラ~ってお店の扉が開いて「あっ、来られたな~!」っと思いひょっこり確認してみたら…
『あ、あずさーーーん!!!』と呼んでくださいました。
やはり、ふだんのわたしは比較的顔出しをしているから、初対面でもわかるのでしょうね。そんなことはさておき、この女子学生との時間がなかなかドラマチックな展開でした。
今、彼女が置かれている状況を少しずつひも解きながら、今なにをしたらいいのか。また、来年どうしたらいいか… 一緒に考えている時間がとても有意義な時間でした。
わたしは学生時代、少し年上の相談できる建築系社会人と仲良くなりたかった。
これはわたしの素直な気持ちです。大学の先生に就職相談はしてみるものの、あくまで大学の先生には置かれている立場があるから、どうしても学生の未来を心配してリスク回避の方向へと着地点をもっていきがち…。これは仕方ないですよね。もしわたしが大学の先生なら、きっと先生として似た対応をしていることかと思います。。そうでないアグレッシブな先生もいるかもしれませんが。
けれど、今置かれているわたしの状況は、あくまでちょっと年上の建築業界の先輩。先生ではないんですよね。だから、損得関係なく思うことをお話(アドバイス)するわけです。具体的なことはココではお話できないのですが、わたしとこの女子学生との共通点があまりにも多くて、トリハダものでした。汗)
もう一度会えるなら、
その時は、お互いに一緒におしごとをするカクゴなのだろうな。
『学べる環境があるならば、就職は急がずに時間を大切に。』そんなことをお話しました。今すぐ就職するのもカクゴ。一方で、ありがたくも与えられた環境と時間を大切にするのもカクゴ。どちらも正解不正解はないよね、と言葉を重ねました。
学校で学ぶことはあまりにも基礎的なことが多く、刺激的ではないかもしれないけれど、その体験の蓄積があるからこそ、人と違う視野や価値観でしごとに取り組むこともできるものです。学生がどれだけ資格を保持しているとか、能力があるとかなんて、わたしは正直あまり重要視していません。それよりも、『あなたと、あなたたちと働きたい』このメッセージが伝わることのほうがよっぽど力強く引き寄せられるものです。
ご縁はどこにあるかわからないもの。
じぶんから引き寄せるには、見つけ出してもらうには、
やっぱり価値観をさらけ出すことが近道なんだなと。
今回、わたしを知ってくれたきっかけは、 Instagram でした。大手就活サイト経由ではなく、まさかの Instagram 。これ自体が奇跡にちかいものです。価値観が合うとわかる学生は、就活サイト経由ではなくて、『直接働き手に就職相談してみる』の構図が少しずつできてきているのかなと そんな時代の変化を実感します。そういえばわたしの就活時代は、リーマンショックで就職難だったこともあり、手あたり次第に建築屋をwebで探し回り直接電話アポをしたものです。そしてこの秘技を後輩にも直伝したものです。
『わたしを見つけ出してくれて、本当にありがとう。』
今すぐ一緒に働こう! そう言ってしまいそうになる気持ちを抑え、(本人を大切にしたいからこそ)学業を終えたらまたおいでねと、そっとゆるやかな内定を出して差しあげました。価値観があうひとは、何度も会わなくてもふと思い出してしまうもの。まるで恋愛みたいなものですよね。(わたしは現在彼氏募集中ですが。汗)
そんな福岡出張1日目は、衝撃&笑劇的な体験ができました。1年間、わたし自身も成長していきたいな!と誓えるきっかけをくれた女子学生ちゃんに、感謝の思いでいっぱいです。
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投稿者プロフィール
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1988年生まれ。相生市出身。有限会社ひまわり工房取締役 広報&設計担当建築士。幼い頃からものづくりが好きで、武庫川女子大学で建築を学ぶ。並行して、西宮市船坂地区の築200年古民家再生プロジェクトに携わる。気づけば茅葺き民家に夢中になり、『茅葺き女子』と呼ぶように。この体験が私の住宅設計の原点。朽ちる中にも『美』を感じるものが好きで、私もそんな人生を築きたいと思う今日この頃。休暇はもっぱら島&村旅計画。2017年からDIYワークショップ(イベント出店型)始めました。
■instagramにて、『暮らしのアイデア』毎朝投下中
■instagramLIVEにて、『暮らしの質問』毎週金曜22:00に解説中
■LIMIAにて、『暮らしづくりのレシピ』執筆中
■LINE LIVEにて、『建築学生応援ラジオ』配信中
■YouTubeにて、『声で聴くブログ あずの車窓から』配信中
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