私にとって挫折というか、長年恥ずかしいこと。至ってしょうもないことなんですけどね。
こんにちは!ちょっと楽しい家づくり ひまわり工房(広報 設計士の)東沙織です。
20代の時間の使い方、30代での時間の使い方、40代の・・・どんなに想像してもそれが現実とシンクロすることは、ないですよね。。けれど、やっぱり私は想像しちゃうんですよね。。
Contents
私が今まであまり人に言えなかったこと?!
私は、22歳の時に、インテリアコーディネーターを取得しました。
そして、23歳の時に、二級建築士を取得しました。
そして、26歳の時に、初めて一級建築士を受験しました。
そこから、ずーーーーっと真っ暗なトンネルをさまよっているというか、深い森を走っているような。見えない自分というライバルと常に戦ってきました。一級建築士試験を3度受験する中で、毎年毎年、残り数点に泣いてきました。出口はどこだと駆け回ってきました。
一級建築士って、取得したからといってご飯が食べられることを約束されるわけではありません。お仕事をいただける約束もありません。けれど、足の裏についた米粒と一緒で、資格を取らないと気持ち悪いんです。
●一級建築士(世の中の…ある意味なんでも建てられる)※細かい法令はここでは触れません
●二級建築士(木造や、制限はあるけれど木造以外も建てられる)←私ココ
●木造建築士(木造を建てられる)
↑建築士って、大きくこんな感じの構成です。※細かい追加士業はここでは触れません
●世の中には、無免許なのに、一級建築士以上に仕事ができる人や稼ぐ人は山ほどいます。けれど、免許を持っていないということは、やっぱり無免許で仕事をしていると言われても仕方がないんです。
●一方で、建築士という免許を持っているのに、ペーパー建築士と言われる人もいます。有能な人だけれど、建築の仕事に関わらなくなったり、資格を必要としない人。ペーパー試験対策の図面しか書けない人もいます。
●私のように二級建築士のまま活動する人もいます。(住宅の専門家など)
建築関連の資格というのは、世の中で事件事故が起こるたびに難易度が上がります。●歯事件とか大震災がある度に、どんどんどんどん難易度が上がっているようです。20年前じゃ考えられないとオジちゃん世代に言われます。
それでも、『受からなきゃいけない』って、そればっかり考えていました。
この1年で、私の考え方が大きく変わりました。。
私は、 ひまわり工房(広報 設計士の)東沙織として、マーケティングを一任させてもらっています。エクスマを実践して、出会いたい方に次々と出会えていることや、トライしたいことにトライできて結果を感じる今、この勢いを止めることの辛さたるもは計り知れません。取締役に就かせてもらえたちょうど1年前から この意識は日々加速して止まることはありません。
私の目の前には、例えるなら夜空の星のように輝いて美しい情景が広がっています。
私を待っていてくださっている方もいます。なんって幸せなんだろうって・・・この1年で感謝の深みが増しました。
目の前にある、この楽しすぎるお仕事をもっと楽しくする。それが真理。
そう思ったら、自分1人の喜びって、なんだかしょうもなくなってきました。あれほど執着していた一級建築士の20代での取得。何が理由で、20代で一級建築士を取得する必要があるのだろうかと考えるようになりました。・・・心理学的には肯定したい欲求とかそんな感じなのかな。。
やっぱり、『人で決まる人生』をじわりと感じます。
●20代では何でもやれ。金はなくても体力はある。
●20代に出会った人で、30代の人生は決まる。
●人は、人との出会いで生涯が決まる。
●20代は、一流の側から離れないこと。
これは、20歳の頃に買った書籍に書いてあったメッセージ。人生人ぞれぞれですが、何を主にして考えるかって、とても大切ですね。『今じゃないかも・・・』と考えるうちは、一生そのタイミングは来ないものです。
足の裏の米粒だと思っている間は、きっと一生資格取得できないだろうなって、今ならそう思います。私の中で、『一級建築士』というのが、足の裏の米粒以上の価値になった時、もはや単なる一級建築士ではなくて、『一流建築士』になっていることかと強くそう思います。
さぁて、今日は猫の日なので、猫の写真で終わりましょう。
これからも一瞬一瞬を楽しむにゃん!
◾️あず活動予告◾️
4月完成見学会 atたつの市龍野町堂本 を開催します〜!
●4月中旬ごろ
今後の情報など随時、こちらで更新していきます〜!
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投稿者プロフィール
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1988年生まれ。相生市出身。有限会社ひまわり工房取締役 広報&設計担当建築士。幼い頃からものづくりが好きで、武庫川女子大学で建築を学ぶ。並行して、西宮市船坂地区の築200年古民家再生プロジェクトに携わる。気づけば茅葺き民家に夢中になり、『茅葺き女子』と呼ぶように。この体験が私の住宅設計の原点。朽ちる中にも『美』を感じるものが好きで、私もそんな人生を築きたいと思う今日この頃。休暇はもっぱら島&村旅計画。2017年からDIYワークショップ(イベント出店型)始めました。
■instagramにて、『暮らしのアイデア』毎朝投下中
■instagramLIVEにて、『暮らしの質問』毎週金曜22:00に解説中
■LIMIAにて、『暮らしづくりのレシピ』執筆中
■LINE LIVEにて、『建築学生応援ラジオ』配信中
■YouTubeにて、『声で聴くブログ あずの車窓から』配信中
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