夜中の頻回授乳と、間取りのありがたみ(生後0カ月)
気がつけば、子育ても4カ月目に突入しました。
娘は夜中9時間ほど寝てくれるので、私の睡眠の質も安定して心穏やかな日々が戻ってきました。子育ての記憶をさかのぼって記録しておきたいと思います。
こんにちは!暮らしコンシェルジュ ひまわり工房 伊藤沙織です。
6月、本格的に仕事復帰を果たしたものの、毎日が瞬く間に過ぎていきます。
7月になり、実家を離れて自宅での子育てが始まりました。
Contents
生後0か月
母も子も、まだまだ他人のような・・・
お互いの生活時間どころか、存在自体をかろうじて認めているような状況。
子は、朝晩の区別がつかず、気分気ままに授乳と睡眠をくりかえす日々。
母は、リズムのない生活に振り回されながらも、子の睡眠に合わせて昼夜関係なく横たわる。
生後間もない頃は『母の私も昼寝なんてしていいのか?!』と疑心暗鬼になるのもつかのま。 無理やり昼寝をする重要性にすぐ気がつくのでした。
わずか3000g程度の、首も腰もまだグラグラの子を目の前にして、『可愛い』と思えるのは寝ている時くらいで・・・。(ごめん、娘。)
育児の情報は夫や母からの話題か、スマホで流れてくる断片的な口コミ。字のごとく『新生児の子育ては、手探り』とはこのこと。
母乳が出なかった
『生後1カ月間の母乳は黄金の液体』という言葉を信じて頑張りました。時折、ポロポロと涙しながら…(笑)
私は体質的に母乳が出ず、子も直母乳を受け付けてくれず。結果として搾乳を試みましたが、ほぼ8割がた粉ミルクに頼る毎日を過ごしました。
粉ミルクメインの授乳スタイルで気づいたこと
夜中の頻回授乳の度に、哺乳瓶の洗浄と乾燥を行います。 大変ケチ臭いのですが(笑)、哺乳瓶2本で新生児時期を乗りきっていました。なぜ正規の瓶をもっと早く買わなかったのか・・・。
魔法瓶水筒があれば、お湯の補給はできるのですが、洗浄まではできず。
結局、洗い場が必要となります。
こういった↓除菌乾燥器の購入も考えましたが、わが家はキッチンが寝室のお隣にあるので、『電子レンジ』を使ってちまちまと哺乳瓶除菌する派を貫きました…汗
寝室とキッチンが隣接するわが家の間取り
寝室とキッチンって、生活動線的に近くになくてもよさそうですよね。けれどいざ哺乳瓶での授乳を続けていると、この間取りがとても快適に感じます。
①歩数5歩程度でシンクに到達して洗浄。
②そのままレンジに哺乳瓶を放り込んで除菌。
③お湯を沸かしながらキッチン台でミルク粉をチャージ。(寝ぼけてこぼす)
④終盤に冷水で適温まで冷まして準備完了。
⑤また徒歩5歩程度で寝室まで戻って授乳。
「母乳ならこんな苦労いらないのに…」と羨ましく感じることもしばしば。けれどこれは現実。哺乳瓶を使うと決めた以上、最大限に気持ちよく負担なくルーティン化したいものです。
私には、じぶんで決めたこの『わが家の間取り』が最適かつ合理的で良かったと思います。夜中の授乳期なんてあっという間なのですが、今時点の軸でいうと満足で満ちています。
何もかも理想通りいくわけではないけれど
限られた土地で、『何もかも理想通りの間取り』であればベストですが、現実はなかなかそうはいきません。わが家も同様に。
一時期だけみれば「こうあるべき」と思っていても、長い年月で俯瞰してみると、特段そのこだわりに固執しすぎなくても良かったりします。
たまたま寝室の近くにキッチンがあることで、私の心身負担は減りました。けれど長い年月でみたら、キッチンの生活音が気になるかもしれません。(笑)
ですので、その時々で正解不正解が変わることを覚悟はしています。今後なにか不便を感じた時には、便利なアイテムなどを用いながら解消できたらよいなと、その程度に感じています。
『いつだって、自分たち家族の決めたベストな選択を大切に活かしていきたい』というのが、私のポリシーです。
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投稿者プロフィール
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1988年生まれ。相生市出身。有限会社ひまわり工房取締役 広報&設計担当建築士。幼い頃からものづくりが好きで、武庫川女子大学で建築を学ぶ。並行して、西宮市船坂地区の築200年古民家再生プロジェクトに携わる。気づけば茅葺き民家に夢中になり、『茅葺き女子』と呼ぶように。この体験が私の住宅設計の原点。朽ちる中にも『美』を感じるものが好きで、私もそんな人生を築きたいと思う今日この頃。休暇はもっぱら島&村旅計画。2017年からDIYワークショップ(イベント出店型)始めました。
■instagramにて、『暮らしのアイデア』毎朝投下中
■instagramLIVEにて、『暮らしの質問』毎週金曜22:00に解説中
■LIMIAにて、『暮らしづくりのレシピ』執筆中
■LINE LIVEにて、『建築学生応援ラジオ』配信中
■YouTubeにて、『声で聴くブログ あずの車窓から』配信中
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