自邸の契約と、未来の家族計画と。

いよいよ自邸の設計および請負契約を締結した、あず家です。

こんにちは!暮らしコンシェルジュ ひまわり工房  東沙織です。

 

 

結婚月に、家の契約をば。

5月で早くも結婚1周年。記念すべき5月に家の契約をしました。

ここまでお付き合いしてくださった関係者様には深くお礼申し上げます。

家づくりの背中を押してくれた背景は、こちらにもまとめています。

社会情勢と家づくり。いつが建て時なのか?

 

 

子なし夫婦の私たち、どうやって子ども部屋を計画すれば…

私たち夫婦の思いを傾聴してくださった建築家さんには本当に感謝です。

と同時に私たち夫婦は、自邸における『子ども部屋設計思想』を考えるのに時間を重ねました。

「一人生まれてくれたらありがたい!」と願いながらも、その1人を授かることがこんなにも病院頼りの難題だらけだとは。

そんな中で、意匠を強みとされる建築家さんが最適な提案をくださいました。

子ども部屋案
子ども部屋案

 

私たち家族が出した方針は「子どもの有無や個性に対して、将来柔軟に対応できる空間であること」。

例えば・・・

・年齢差2歳未満なら→7.6帖を2人部屋として使用

・年齢差2歳以上なら→7.6帖を簡易分割、3.8帖ずつ使用

・異性同士なら→FCL※を挟んで両サイドを使用

・音に対して敏感なら→FCLを挟んで両サイドを使用

・仲は良いけれども受験時のみ→FCLを挟んで両サイドを使用

などなど。様々な配慮事例を考えました。

とはいえ、子どもというのは結局のところ各々個性があります。

また、時代によって学習環境というのも変化するものです。

親というか、私たち夫婦の台本通りにいかないことも想定しつつ、将来的に空いた空間があれば夫婦各々の新たな活用の場として生かしていこうと決めました。

※FCL:家族(子ども用)集合型のクローゼット

 

 

奇跡の三人の子どもを授かる時のことまでを視野に入れると

『3.8帖居室×3つ+別室FCL』は、今考えられるベストという結果に。

子どもたち独立後は、柔軟に夫婦の趣味活用の場として活用してみたいです。

 



いよいよ夢が現実へと進んでいく感じ。

単純に施主として嬉しい反面、私は業者でもある立場なので建築進行に伴う心労は無くならないです。汗。。

予定通り、建築資材が納品できるかだとか。。。悩みは尽きません。。

 

 

主人や未来の家族には、一番に喜んでほしい。

住宅建築とは異なる職の主人。自宅に帰った数時間を、パワー充電できるように健康にも配慮した暮らしを大切にしていきたいです。

いつかお子を迎える時が来たら、ぽかぽかの住環境で子育てができますよう。 そのための住環境への投資は余分にかかりますが(泣)、性能向上に配慮した温熱環境を実現していきます。

 

私の実家は築26年ですが、当時珍しかったスーパーウォール工法を採用しました。換気システムのおかげもあり、いまだに冬は暖かく、夏も過ごしやすいです。住宅に興味を持ち始めた中学生時代頃から「なぜ自分の家は大きな吹き抜けがあるのに寒くないのか」が疑問でした。

が、大人になってから…それは『両親が温熱環境に対して思い切った投資をしたから』ということを知りました。 そして、私も家を建てるなら少なくとも実家の温熱感覚を重視したいと切望しています。

残念ながら建築資材高騰の最中、実家と同様の工法採用は見送りましたが、本当に採用できるならしたいくらいです。涙

今回、別の工法にはなりますが、「家ってこんなに心地いいのか!」ということを未来の家族が全身で実感してほしいので、建築家さんと頑張って答えを出していきたいと思います。

 

 

 

 

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投稿者プロフィール

伊藤 沙織
伊藤 沙織
1988年生まれ。相生市出身。有限会社ひまわり工房取締役 広報&設計担当建築士。幼い頃からものづくりが好きで、武庫川女子大学で建築を学ぶ。並行して、西宮市船坂地区の築200年古民家再生プロジェクトに携わる。気づけば茅葺き民家に夢中になり、『茅葺き女子』と呼ぶように。この体験が私の住宅設計の原点。朽ちる中にも『美』を感じるものが好きで、私もそんな人生を築きたいと思う今日この頃。休暇はもっぱら島&村旅計画。2017年からDIYワークショップ(イベント出店型)始めました。

■instagramにて、『暮らしのアイデア』毎朝投下中
■instagramLIVEにて、『暮らしの質問』毎週金曜22:00に解説中
■LIMIAにて、『暮らしづくりのレシピ』執筆中
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■YouTubeにて、『声で聴くブログ あずの車窓から』配信中