30代・40代の方からの、リフォームリノベーションのご依頼も増加中
リフォームとリノベーションのちがいについてお話したい、わたしです。
こんにちは!ちょっと楽しい家づくり ひまわり工房(暮らしの設計士)東沙織です。 最近、リフォームや大型リノベーションのご依頼が続いているひまわり工房です。今日はそのあたりのお話です。
Contents
リフォームとリノベーションのちがい
➤➤リフォーム
●間取りを変えずに工事すること
●単なる劣化部分の修繕や機器入替
➤➤リノベーション
●間取りを変える工事
●構造体だけを活かす大規模工事
リフォーム・リノベーション希望が増加中。
20代、30代の方でも『両親や祖父母の家を、リフォームして暮らしたい』というご相談がひまわり工房では増加中。 新築ではなく、あえて親族の家をリフォームして住み替えを行うという事例。あくまで一世帯住宅としての利用です。
ほぼ毎日開催中の『無料相談会』では、メリットやデメリット共にお話しています。
持ち家には、突然の住宅出費リスクは伴う。
子育てまっただ中の状況で『新築を建てる』って、なかなか簡単なことではありませんよね。『アパート家賃と同価格で、新築が手に入る』というキャッチ-な言葉が世間を賑わせていますが、超ローコストに建てれば嘘ではありません。
ところが持ち家をもつと、急な住宅関連出費のリスクをもつことにもなります。
アパートは共益費を支払うことで、住居の経年劣化を大家さんが補修してくれることが一般的ですが、持ち家になると原則自己負担です。。
経年変化による、様々なメンテナンス
- 照明やエアコンなど電化品の入れ替え
- 住宅設備機器の入れ替え
- 屋根外壁の定期的な塗り替え
- 畳や床の張り替え
- 建具損耗による入れ替え
などなど。照明やエアコンは、一般的にどこに住もうが負担にはなりますが、その他の項目について、持ち家の場合は負担になりますね。
部分的に住みやすいように、リフォームする。
子どもが独立するまでの間(例:20年間)の家として暮らすのであれば、中古物件をリフォームするのも選択肢です。 もし、両親や祖父母が建てた家であれば、比較的安価で譲り受けられるかもしれませんね。
当時、誰がどんな工事をしたのかという情報の信ぴょう性があるので、心理的にも物理的にも安心です。
そういう前提条件もあって、『使いにくい部分だけ絞ってリフォームする』という若い方が増えています。最低限の先行投資で済むので、これもまた選択肢ですね。
中古住宅をリフォームするデメリット、課題点は?
1981年5月31日以前の基準を『旧耐震基準』、1981年6月1日以後の基準を『新耐震基準』といいます。 2000年にも大幅に耐震基準が見直された経緯があります。大地震がある度に見直されてきました。
『旧耐震基準』の時代に建てられた建物は、耐震基準を満たしていない可能性が高いので、耐震リフォームを同時に行う事例もあります。 また、『新耐震基準』であっても、2000年以前の住宅リフォームの際は、行政の耐震診断を依頼される方がいます。
中古住宅へ住み替えを行うとき、リフォームを行うときは、築年数や耐震配慮も念頭に置かれてみることをオススメします。
『いつの時代中心』の家にするか。
前述したように、『子どもが独立するまでの期間限定で暮らす場所』としてリフォームするのは、たしかに賢明な選択肢です。 子どもが独立した後は、夫婦二人だけの家として再建築したり、減築したり、改築(リフォーム)したりと… 選択肢は広がりますね。
おわりに。
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投稿者プロフィール
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1988年生まれ。相生市出身。有限会社ひまわり工房取締役 広報&設計担当建築士。幼い頃からものづくりが好きで、武庫川女子大学で建築を学ぶ。並行して、西宮市船坂地区の築200年古民家再生プロジェクトに携わる。気づけば茅葺き民家に夢中になり、『茅葺き女子』と呼ぶように。この体験が私の住宅設計の原点。朽ちる中にも『美』を感じるものが好きで、私もそんな人生を築きたいと思う今日この頃。休暇はもっぱら島&村旅計画。2017年からDIYワークショップ(イベント出店型)始めました。
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■instagramLIVEにて、『暮らしの質問』毎週金曜22:00に解説中
■LIMIAにて、『暮らしづくりのレシピ』執筆中
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